{"product_id":"nakahira-takuma_adieu-a-x","title":"ADIEU A X","description":"\u003cp\u003e中平卓馬の写真集『ADIEU A X』。1977年に病に倒れ、記憶や言語に障害を残した中平が、再び日々の撮影を続けるなかで生まれた作品をまとめた一冊。『新たなる凝視』（1983）に続く、復帰後第2作として1989年に河出書房新社より刊行された。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e1960年代、中平はウィリアム・クラインの写真に衝撃を受け、当時の写真家の自意識によって構成された表現への対抗として、後に「ブレ・ボケ」と呼ばれる写真を撮影していた。しかし、その方法を突き詰めることで対象そのものが見えなくなり、「写真の本質性を喪失した」と後に自ら振り返っている。病後の撮影では、目の前の世界と改めて出会い直すように、街路、植物、建物、人々などをモノクロームで写していった。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e巻末には中平自身によるテキスト「撮影行為の自己変革に関して」を収録。中平はそこで、自らを「素朴な写真家」に戻ったと記し、既に持っている意識や美意識を世界に当てはめるのではなく、未知の対象と出会うたびに自身の意識を組み替えていくことを、写真家としての行為に重ねている。横浜、川崎、時には東京まで自転車で出かけ、撮影し、その日のうちにフィルムを現像しプリントする日々についても記されている。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e「ADIEU A X」というタイトルについて、中平は「あばよX」という意味を込めたと説明している。それまでの写真やさまざまな人々、過去のものへ別れを告げる言葉であり、当時は本書を自身最後の写真集になるかもしれないと考えていたという。翌1990年、第2回写真の会賞を受賞。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e[タイトル] ADIEU A X \/ アデュウ ア エックス\u003cbr\u003e[出版元] 河出書房新社\u003cbr\u003e[出版年月日] 1989年3月30日（初版）\u003cbr\u003e[ページ数] -\u003cbr\u003e[大きさ] 約213＊300＊11mm \/ 610g\u003cbr\u003e[フォーマット] ソフトカバー\u003cbr\u003e[言語] 日本語\u003cbr\u003e[タイトルよみ] ｱﾃﾞｭｳ ｱ ｴｯｸｽ\u003cbr\u003e[著者・編者等] 中平卓馬 \/ 写真・文、高麗隆彦 \/ 装幀\u003cbr\u003e[印刷・製本] 大日本印刷 \/ 印刷、大口製本印刷 \/ 製本\u003cbr\u003e[ISBN] 4309261116\u003cbr\u003e[状態] 中古【6】並上〜並（帯・カバー少傷み破れ補修・少擦れ）\u003cbr\u003e[付属品] 帯\u003cbr\u003e[掲載本] -\u003cbr\u003e[関連展覧会] -\u003c\/p\u003e\u003ch3\u003e中平卓馬（なかひら・たくま）1938–2015\u003c\/h3\u003e\u003cp\u003e1938年、東京生まれ。写真家、批評家。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e1963年、東京外国語大学スペイン科卒業。同年、現代評論社へ入社し、雑誌『現代の眼』を通して東松照明と出会う。1965年に退職後、写真家・批評家として活動を始め、1966年には森山大道と共同事務所を設立した。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e1968年、多木浩二、岡田隆彦、高梨豊らと写真同人誌『Provoke』を創刊。第2号から森山大道が参加し、「思想のための挑発的資料」を掲げ、既存の写真表現や言語との関係を問い直す写真を発表した。1970年には初期作品をまとめた『来たるべき言葉のために』を刊行。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e1971年、第7回パリ青年ビエンナーレで「サーキュレーション 日付、場所、イベント」を発表。1973年には評論集『なぜ、植物図鑑か』を刊行し、自身のそれまでの写真表現を批判的に捉え直した。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e1977年に病に倒れ、記憶と認知機能の多くを失う。翌年の沖縄旅行をきっかけに再び撮影を始め、以後、日々写真を撮ることを続けた。1983年に『新たなる凝視』、1989年に『ADIEU A X』を刊行。『ADIEU A X』は翌1990年、第2回写真の会賞を受賞した。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e1990年代以降はカラー写真へ移行し、縦位置を中心とした作品を展開。2003年には横浜美術館で回顧展「中平卓馬 原点復帰―横浜」が開催された。2015年逝去。2024年には東京国立近代美術館で回顧展「中平卓馬　火―氾濫」が開催された。\u003c\/p\u003e\u003ch4\u003e\u0026lt; Related Figures \u0026gt;\u003c\/h4\u003e\u003cp\u003e森山大道\u003cbr\u003e東松照明\u003cbr\u003e多木浩二\u003cbr\u003e高梨豊\u003cbr\u003e岡田隆彦\u003cbr\u003eWilliam Klein\u003c\/p\u003e","brand":"なかひらたくま｜中平卓馬 \/ NAKAHIRA Takuma","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":44688435904554,"sku":null,"price":12000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0649\/4280\/0938\/files\/nakahira-takuma_adieu-a-x.jpg?v=1786592194","url":"https:\/\/bunbuku.tokyo\/zh\/products\/nakahira-takuma_adieu-a-x","provider":"文福","version":"1.0","type":"link"}