日本の民具 第2巻 農村
日本の民具 第2巻 農村
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民俗学者・澁澤敬三の業績を記念して刊行された本シリーズ。
本巻では、日本の農村に伝わる多様な民具を精緻な写真と詳細な解説で紹介しています。農耕の道具、生活に根ざした器具、その営みを支えた道具類など、消えゆく民俗文化を記録・保存する貴重な資料です。
澁澤敬三が生涯をかけて収集・研究に尽力した民具学の集大成の一冊であり、民俗学・歴史学・文化財研究に関心を持つ方にとって必携の資料といえます。
印刷はグラビア印刷が用いられ、深みのあるモノクロ再現が特徴。
民具の質感や重量感を余すところなく表現し、単なる資料写真を超えて造形的な美しさまで引き出している。
[タイトル] 澁澤敬三先生追悼記念出版 日本の民具 第二巻 農村 慶友社版
[出版元]慶友社
[出版年月日] 1965年(昭和40年)8月10日
[ページ数] 206頁
[大きさ] 外寸約30.4×22.4×3.3cm、1.51kg
[フォーマット] ハードカバー
[タイトルよみ] シブサワケイゾウセンセイツイトウキネンシュッパン ニホンノミング ダイニカン ノウソン ケイユウシャバン
[著者・編者等] 磯貝勇、桜田勝徳/著、園部澄/写真、多川精一/装丁・レイアウト
[印刷] グラビア精光社、中央製版印刷/印刷、松本製本所/製本
[ISBN] なし
[状態] 中古 【3】並下(全体的に経年ヤケ、函イタミ・少シミ、カバーイタミ、本体は比較的良好)
[付属品] 函(スリップケース)
[掲載本]
[関連展覧会]
磯貝勇(いそがい・いさむ)1905- ?(確認中)
1905年、広島県広島市生まれ。
神戸高等工業学校機械科を卒業後、工業教育に従事の傍ら、澁澤敬三の主宰しつアチック・ミューゼアム(日本常民文化研究所》に所属し民具研究に取り組む。
桜田勝徳(さくらだ・かつのり)1903- ?(確認中)
1903年、宮城県仙台市生まれ。
慶應義塾大学史学科卒業。昭和10年アチック・ミューゼアム同人となり、主に農民関係の調査を行う。昭和30年漁村関係の調査を主に行う。
1955年、水産庁水産資料館長に就任。
主な著書に、漁村民俗誌(一誠社)、漁人(六人社)等がある。
園部澄(そのべ・きよし)1921–1996
1921年、東京都佃島生まれ。
1943年に東方社へ入社し木村伊兵衛に師事。
戦後はサンニュースフォトスや岩波映画製作所で活動し、「岩波写真文庫」の撮影にも参加。
1957年に独立後は全国を巡り、生活文化や風土、人々の日常を記録した。
『北上川』『失われた日本の風景』などの作品で知られ、日本写真協会賞も受賞。
生涯を通じて日本の原風景と民俗文化・郷土文化を撮り続けた。




























