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土門拳 文楽

土門拳 文楽

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リアリズム写真の巨匠・土門拳が、日本の伝統芸能「文楽」に挑んだ意欲作。
舞台に立つ人形と人形遣いの姿を、鋭い視線と重厚なモノクロームで捉え、人形浄瑠璃の本質に迫る。三人の人形遣いが一体となって生み出すしなやかな動き、黒衣の張りつめた気配、光に浮かび上がる人形の表情。そのすべてが土門のレンズを通し、記録を超えた生命感を帯びる。

「日本の心」を探究した土門の代表的なシリーズのひとつであり、写真芸術としても伝統芸能の記録としても比類ない価値を持つ一冊。文楽の深奥を写し取った稀有な写真集。


[タイトル] 文楽
[出版元] 駸々堂出版
[出版年月日] 1984年7月30日(3刷)※初版は1973年
[ページ数] 頁付きなし
[大きさ] 約25.8×16.3×1.1cm、0.47kg
[フォーマット] ソフトカバー
[タイトルよみ] ブンラク
[著者・編者等] 土門拳/著
[印刷] 日本写真印刷
[ISBN] 4-50112-2
[状態] 中古 6】並上~並(天薄ヤケ、裏表紙に少シミ)
[付属品] なし
[掲載本] なし
[関連展覧会] 


土門拳(どもん・けん)1909-1990

1909年、山形県酒田市に生まれる。
1939年、名取洋之助が主宰する「日本工房」に入社し、グラフ・ジャーナリズムを学ぶが、同年に名取と対立して退社。
戦後はフリーランスとして活動し、鋭いリアリズムの眼差しで人物や社会を捉える一方、日本の伝統文化や建築の撮影にも力を注いだ。

1958年『ヒロシマ』(研光社)で第2回写真批評家協会作家賞を受賞。翌1959年度には芸術選奨文部大臣賞、1960年には東ベルリン国際報道写真展金賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得る。
代表作に『ヒロシマ』『古寺巡礼』『文楽』などがあり、被写体に徹底して迫る姿勢は「土門リアリズム」と称された。

1981年には毎日新聞社により「土門拳賞」が創設され、日本写真界における顕彰の場として現在も続く。
1990年9月15日、東京にて逝去。

 

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