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橋口譲二 17歳 / Father / Couple (3冊セット)

橋口譲二 17歳 / Father / Couple (3冊セット)

通常価格 ¥9,500
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橋口譲二が、人間ドラマを深く切り取った珠玉の写真集3冊。
『17歳』『Father』『Couple』。これらの作品は、それぞれ異なる年代や関係性に焦点を当てながらも、共通して市井の人々の営みと感情をストレートに写し出している。

『17歳』
本書は、日本の様々な地域の17歳の若者たちを被写体とした写真集。礼文島から与那国島まで、全国各地で出会った60人の17歳のモノクロポートレートが収められている。
欲望に翻弄される社会の中で、悩み苦しみ、あるいは夢を語る彼らの一人ひとりの「今」が、写真を通して鮮やかに立ち上がります。ライフワークとして長年17歳を追い続けてきた橋口氏ならではの視点で、多感な時期の彼らの内面を深く掘り下げた作品。

『Father』
文藝春秋から出版されている『Father』の新装版。日本全国の父親たちに焦点を当てた写真集。南は沖縄・与那国島から北は北海道・礼文島までを旅し、そこで出会った112人の父親たちの姿が収められています。
一家を支え、子を育む父親たちの日常や、彼らが抱える喜び、葛藤、そして愛情が、飾らない写真の中に凝縮される。それぞれの父親が持つ個性や人生が垣間見え、観る者に様々な感情を呼び起こす一冊。

『Couple』
文藝春秋から出版されてた『Couple』の新装版。
沖縄・西表島での撮影を皮切りに、東京・新宿での撮影まで、計103組のカップルを記録した写真集。
時代や背景は様々ながら、互いに寄り添い、共に生きることを選んだカップルたちの多様な関係性が写し出される。喜び、悲しみ、葛藤、そして確かな絆――。二人の間に流れる空気感や感情の機微が、写真を通してリアルに伝わってくる。人間関係の根源にある「つながり」について深く考えさせられる作品。

 

これら3冊は、橋口譲二が長年にわたり追求してきた「人間」というテーマの集大成とも言えるシリーズ。
「17歳」「Father」「Couple」という異なる切り口から、それぞれの年代や関係性における人間の本質や、社会との関わりを探求する。
それぞれの作品が持つメッセージは独立しているが、3冊を合わせて手に取ることで、個人の成長、家族の絆、そしてパートナーシップという、人生における重要な局面を多角的に捉え、人間が時代の中でどのように変化し、何が変わらずにいるのかを問いかける。

 

[タイトル] 17歳 2001-2006 / Father 新装版 / Couple 新装版
[出版元] 岩波書店 / 産業編集センター / 産業編集センター
[出版年月日] 2008年4月 / 2007年1月 / 2007年1月 
[ページ数] 168頁 / 224頁 / 228頁
[大きさ] 約25.7×27.0×2.1cm・1.22kg / 25.7×27.0×2.9cm・1.65kg / 25.7×27.0×2.8cm・1.57kg
[フォーマット] ハードカバー
[タイトルよみ] ジュウナナサイ / ファーザー シンソウバン / カップル シンソウバン
[著者・編者等] 橋口譲二/著、町口覚/アート・ディレクター、坂本陽一/デザイナー
[印刷] サンエムカラー/印刷、新日本製本/製本
[ISBN] 978-4-000234443、978-4-916199935、978-4-9161999942
[状態] 中古 【8】美〜並上(カバー一部小傷、帯薄ヤケ)
[付属品] 帯
[掲載本] 
[関連展覧会]

 

 


橋口譲二(はしぐち・じょうじ)

1949年3月25日、鹿児島県生まれ。

青山写真専門学校に進むが中退。
1981年に都市の若者たちを撮影した『視線』で第18回太陽賞を受賞。
彼の作品は、世界の都市の若者たちを捉えた『俺たち、どこにもいられない』のようなドキュメンタリーと、日本人に焦点を当てたライフワーク的なシリーズに大別されます。後者には、17歳の若者たちを追った『17歳』、父親たちを撮影した『Father』、そしてカップルたちの姿を収めた『Couple』などがあります。
橋口は、写真を通して市井の人々の営みや感情を率直に写し出すことで知られ、人間とは何か、社会とは何かを問い続けています。

1992年、写真集『BERLIN』と『Couple』で日本写真協会賞年度賞と東川賞国内作家賞を受賞。

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