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(仏文) 畠山直哉 TERRILS

(仏文) 畠山直哉 TERRILS

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『TERRILS』は、フランス北部ノール=パ・ド・カレー地域に点在する炭鉱のボタ山 “terril(テリル) ”を撮影したシリーズ。かつて炭鉱地帯として栄え、いまは役割を終えた巨大な人工の山々を、畠山は静謐な距離感で見つめている。

黒い堆積の斜面、草木が覆い始めた地形、産業遺構として残る独特のフォルム。自然と人工、過去と現在が交錯するその風景を、冷徹な記録性と詩的な感覚の両面から捉えた作品集。
畠山が長く取り組んできた「産業と風景」「人の営みが生んだ地形」というテーマの延長線上に位置し、土地に刻まれた時間の深さを静かに浮かび上がらせる一冊。


[タイトル] TERRILS
[出版元] LIGHT MOTIV
[出版年月日] 2011年
[ページ数] 98頁
[大きさ] 約30.1×25.2×1.5cm、0.88kg
[フォーマット] ハードカバー
[タイトルよみ] テリル
[著者・編者等] 畠山直哉/著、
[印刷] Faenza Industrie Grafiche, Italie
[ISBN] 9782953790818
[状態] 中古 【7】並上~並
[付属品] なし
[掲載本] 
[関連展覧会] 


畠山 直哉(はたけやま・なおや)1958-

1958年、岩手県陸前高田市生まれ。

筑波大学で大辻清司に師事し、卒業後東京を拠点に、自然と都市、そして写真の関係性を探求する作品を発表し続けている。
特に、生まれ故郷の近くに広がる石灰石鉱山や、都市の地下水路、ダム、工場など、日本の風景に内在する人工的な光景を主題にした作品で知られています。

2001年にはヴェネツィア・ビエンナーレの日本代表に選ばれ、2011年の東日本大震災で被災した故郷・陸前高田を撮影するなど、社会的なテーマにも向き合っています。

2015年に紫綬褒章を受章。
現在は東京藝術大学大学院の教授を務めるなど、写真家としてだけでなく、教育者としても後進の育成に尽力している。

1997年に写真集『LIME WORKS』などで第22回木村伊兵衛写真賞。
2001年には『Underground』で第42回毎日芸術賞を受賞。

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畠山直哉

 

 

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