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川内倫子 ILLUMINANCE

川内倫子 ILLUMINANCE

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やわらかな光に包まれた、日常の中のかけがえのない瞬間をすくい取った写真集。
約10年にわたり国内外で撮影された作品群が収められている。

川内は中判カメラ〈ローライフレックス〉を使用し、胸の前で覗き込むように撮影する。
この独特のスタイルが、わずかに俯瞰した柔らかな画角を生み出している。
また、絞りを開放気味にすることで、光がとろけるように広がり、まるで夢の中にいるような淡い質感をつくり出している。

そして本書の最大の特徴は、その写真構成(シークエンス)にある。
光や空気の流れ、記憶の揺らぎがページをまたいで緩やかにつながり、
一枚一枚が連続することで、言葉を超えた物語が立ち上がる。
川内が紡ぐ物語は、ほかに類を見ない——彼女にしか生み出せないリズムと静けさが、全編を満たしている。

2011年に米・Apertureから刊行、日本ではフォイル版として発表された。
川内倫子の世界観を決定づけた代表作。

[タイトル] ILLUMINANCE
[出版元] フォイル
[出版年月日] 2011年5月22日(初版)
[ページ数] 頁付きなし
[大きさ] 約28.6×21.8×2.8cm、1.20kg
[フォーマット] ハードカバー
[タイトルよみ] イルミナンス
[著者・編者等] 川内倫子/著、レスリー・A・マーティン/編集、スタジオ・ベアー/デザイン、林真 / 古田雅美(H+F design)/ 日本語版デザイン、網野奈央/日本語版編集、アイヴァン・ヴァルタニアン/校閲
[印刷] Midas(中国)
[ISBN] 978-4-902943-64-1
[状態] 中古 【3】並下(背・天ヤケ)
[付属品] なし
[掲載本] 
[関連展覧会] 


川内倫子(かわうち・りんこ)1972-

1972年、滋賀県生まれ。
2002年、『うたたね』『花火』『花子』の三部作で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。
日常の中の何気ない瞬間を、柔らかな光と繊細な色彩で捉える作風で知られる。

代表作に『Illuminance』(2011年/Aperture・フォイル)、
『あめつち』(2013年)、『Halo』(2017年)などがある。
国内外で多数の展覧会を開催し、2012年には東京オペラシティ アートギャラリーで大規模個展「照度 あめつち はるかな地」を開催。
近年も一貫して「生と時間の循環」をテーマに制作を続けている。

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