蜷川実花 Pink Rose Suite (新装版)
蜷川実花 Pink Rose Suite (新装版)
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極彩色に染まる旅の記憶。蜷川実花の初期写真集。
本書は、『Sugar and Spice』(2001年)とともに、2000年度の第26回木村伊兵衛写真賞を受賞し、一躍その名を世に知らしめた一冊。
最大の魅力は、独特の感性で切り取られた鮮烈な色彩の世界。
現在は生産終了したアグファ社製ネガフィルムを使用することで生まれた、どこかノスタルジックで、それでいて強烈な色味が、見る者の心を捉える。
世界40都市近くを旅して撮影されたという風景やスナップ写真は、まるで甘く、それでいて切ない夢の断片のよう。
また、見る角度によって絵柄が変わるレンチキュラー(ステレオ)印刷が施された表紙も特徴の一つ。手に取った瞬間に始まる、視覚的なサプライズが、蜷川実花の世界観をより一層深く感じさせてくれる。
●第26回木村伊兵衛写真賞受賞作品
[タイトル] Pink Rose Suite / ピンク・ローズ・スウィート(新装版)
[出版元] エディション・トレヴィル
[出版年月日] 2008年11月28日(2刷)
[ページ数] 頁付きなし
[大きさ] 約20.2×15.4×1.5cm、0.41kg
[フォーマット] ソフトカバー
[タイトルよみ] ピンク・ローズ・スイート (シンソウバン)
[著者・編者等] 山田拓矢/ブックデザイン
[印刷] 凸版印刷
[ISBN] 4-309-90707-5
[状態] 中古 【7】並上(カバー僅かにキズ)
[付属品] 透明樹脂製カバー
[掲載本]
[関連展覧会] 2000年1月「Pink Rose Suite」(原宿ロケット・東京)
蜷川実花(にながわ・みか)1972-
1972年、東京都生まれ。
写真家、映画監督。
多摩美術大学在学中から頭角を現し、1996年に「写真ひとつぼ展」グランプリや「キヤノン写真新世紀」優秀賞などを受賞。1998年には「コニカ写真奨励賞」、2001年には『Sugar and Spice』などで第26回木村伊兵衛写真賞を受賞し、一躍その名を世に知らしめた。
2006年に「VOCA展」大原美術館賞、2012年に映画『ヘルタースケルター』で新藤兼人賞銀賞を受賞。
鮮烈な色彩と独特の世界観で写真家、映像作家として多岐にわたり活躍している。























