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佐内正史 生きている(初版)

佐内正史 生きている(初版)

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90年代の日本写真に決定的な転換をもたらした、写真家・佐内正史のファーストブック。
1997年に刊行された初版本。

独学で写真を学んだ佐内は、90年代の新しい感性を象徴する作家として登場し、写真新世紀の受賞をきっかけに注目を集めた。
本書に収められているのは、特別な事件もない、ごくありふれた日常の風景。光と影、距離と時間の微妙なバランスのなかで、何気ない瞬間がかけがえのない“生”の断片として立ち上がる。

町口覚によるブックデザインは、90年代写真文化を象徴する一冊として高い評価を受けている。
出版当初は注目されなかったが、その後再評価を経て2007年の第4版まで重版された。2025年には第5版の刊行が予定されている。

『生きている』で確立された独自の視線と色彩感覚は、続く写真集『MAP』(2000)へと展開し、同作で佐内は2001年度(第26回)木村伊兵衛写真賞を受賞した。
本書はその創作の原点であり、以後の日本写真の流れを大きく変えた不朽の名作である。


[タイトル] 生きている
[出版元] 青幻舎
[出版年月日] 1997年(初版)
[ページ数] 頁付きなし
[大きさ] 約
[フォーマット] ソフトカバー
[タイトルよみ] イキテイル
[著者・編者等] 佐内正史/著、

町口覚/デザイン
[印刷] 
[ISBN] 
[状態] 中古 【4】並~並下(背ヤケ、三方薄ヤケ)
[付属品] 別刷りテキスト付(佐内正史×飯沢耕太郎)
[掲載本] 
[関連展覧会] 


佐内正史(さない・まさふみ)1968-

1968年、静岡県生まれ。

24歳で写真を始め、1997年に写真集『生きている』(青幻舎)でデビュー。
2002年、『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞を受賞。

広告・映像・音楽など多岐にわたる活動も展開し、映画『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)では劇中写真を担当。NHK連続テレビ小説『つばさ』(2009年)ではタイトルバックを手がけた。
2008年には自主レーベル「対照」を設立し、写真集『銀河』(2018年)などを発表。
近年は、映像演出や詩作など、写真の枠を越えた表現も行っている。
主な受賞に、第12回キヤノン写真新世紀優秀賞(1995年)、第12回写真の会賞(2000年)、第28回木村伊兵衛写真賞(2002年)。

主な著作に『わからない』『俺の車』『HUG』『鉄火』『ロマンチック』『Message』『銀河』などがある。

Related Figures

佐内正史、対照、PENTAX67、中判カメラ

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