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柳沢信 Untitled

柳沢信 Untitled

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戦後日本の写真史において静かに異彩を放つ写真家・柳沢信(1936–2008)。
本書『Untitled』は、彼の60〜70年代の旅の写真を中心に構成された、17年ぶりの新たな写真集である。
1958年、ミノルタの広報誌「ロッコール」に発表したデビュー作「題名のない青春」で注目を集めた柳沢は、生涯にわたり“写真に言葉はいらない”という信念を貫いた。
被写体と真正面から向き合い、言葉では届かない世界を研ぎ澄まされた眼差しで捉えた彼の作品は、時を経てもなお強い静けさと緊張感を湛える。
生前に出版された写真集はわずか3冊。流行や権威から距離を置き、自らのペースで世界を記録した孤高の作家による貴重な作品群が蘇る。


[タイトル] Untitled
[出版元] roshin books
[出版年月日] 2017年3月15日
[ページ数] 96頁
[大きさ] 約25.7×25.7×1.8cm、0.81kg
[フォーマット] ハードカバー
[タイトルよみ] アンタイトルド
[著者・編者等] 柳沢信/著、太田通貴/編集、柳本尚規/文、加藤勝也/デザイン
[印刷] 山田写真製版所/印刷、熊倉桂三/プリンティング・ディレクター
[ISBN] 978-4-9907230-6-4
[状態] 中古 並上【6】
[付属品] なし
[掲載本] 
[関連展覧会] 


柳沢 信(やなぎさわ・しん)1936-2008
1936年東京都墨田区生まれ。

1957年、東京写真短期大学技術科卒業。
1958年、ミノルタの広報誌『ロッコール』に発表したデビュー作「題名のない青春」で一躍注目を集める。その端正な構図と、被写体への鋭くも静謐な眼差しは、当時の写真界に新鮮な衝撃を与えた。
1961年から約2年間、肺結核療養のため活動を中断するが、復帰後は全国各地を旅しながら独自の視点で日本の風景と人々を撮影した。
1967年「二つの町の対談」「竜飛」などで日本写真批評家協会新人賞を受賞。

「写真に言葉はいらない」という信念のもと、被写体と純粋に向き合う姿勢を貫き、商業的な流行や時代の動きに左右されることなく、自らのペースで作品を発表。生前の個展はわずか4回、写真集は3冊と、その活動は寡作ながらも確かな存在感を残した。
2008年6月2日、神奈川県鎌倉市で死去。

代表作に『題名のない青春』(1958)、『柳沢信・写真』(1990)など。

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