光子ノート(サイン入り)
光子ノート(サイン入り)
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絵本作家・紙芝居作家であるやべみつのりによる絵日記ノートを、息子である矢部太郎が編集し、一冊の本としてまとめた作品集。たろう社の最初の刊行物として出版された一冊。
1970年代の東京で、やべみつのりは、娘・光子の日々を絵と短い言葉で描き続けていた。それは誰かに見せるためでも、出版を前提としたものでもなく、子どもと過ごした時間を忘れないために描かれた、38冊の個人的なノートだった。
本書には、そのノートから約2年間の記録を中心に収録。保育園、友だちとの遊び、動物園、お風呂屋さん、誕生日、手紙、空想の出来事。毎日の小さな場面が、手描きの線と素朴な言葉で記録されている。変わらないようで少しずつ変わっていく子どもの姿、その時間の厚みが、992ページという分量そのものに表れている。
やべみつのりは、当時の自分を「どん詰まりだった」と振り返っている。広告の仕事に苦しみ、描くことをやり直したいという思いの中で、娘の成長を描き続けることが、自身の回復にもつながっていったという。写真では残せない空想や感情、家の匂い、日々の揺らぎが、絵日記というかたちで残されている。
巻頭には、矢部太郎による書き下ろし解説マンガを収録。父が誰に見せるつもりもなく描き続けたノートが、半世紀近い時間を経て、息子の手によって本になった。家族、子育て、記憶、記録、描くことをめぐる、静かで大きな一冊。
[タイトル] 光子ノート
[出版元] たろう社
[出版年月日] 2025年10月17日(初版)
[ページ数] 992頁
[大きさ] 約130*183*58mm / 920g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ミツコノート
[著者・編者等] やべみつのり/著、矢部太郎/編集・書き下ろし解説マンガ、名久井直子/装丁
[印刷] 八紘美術/印刷
[ISBN] 9784991445002
[状態] 中古【10】極美:新品同様(矢部太郎サイン入り・後ろ見返し)
[付属品] 帯
[掲載本] -
[関連展覧会] 「やべみつのりと矢部太郎 『ぼくのお父さん』のふるさと・倉敷」(倉敷市立美術館、2025)、「光子ノート」関連展示(HAKKO ギャラリー/工房、八紘美術、2026)
やべみつのり(やべみつのり)1942-
大阪府生まれ、岡山県倉敷市育ち。絵本作家、紙芝居作家。
絵本や紙芝居を中心に制作を行う。1970年代、娘・光子の日々を絵と文章で記録した「光子メモノート」を描き続ける。そのノートは、のちに息子・矢部太郎によるマンガ『ぼくのお父さん』のもととなり、2025年に『光子ノート』として刊行された。
主な作品に『光子ノート』『かばさん』『ひとはなくもの』『あかいろくん とびだす』など。
主な受賞歴に第34回五山賞奨励賞など。
矢部太郎(やべたろう)1977-
東京都生まれ。芸人、漫画家。
1997年にお笑いコンビ「カラテカ」を結成。2018年、初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。父であるやべみつのりを描いた『ぼくのお父さん』を刊行後、そのもととなった「光子メモノート」を編集し、たろう社より『光子ノート』を出版した。
主な作品に『大家さんと僕』『ぼくのお父さん』『光子ノート』など。
主な受賞歴に第22回手塚治虫文化賞短編賞など。
< Related Figures >
やべみつのり、矢部太郎、名久井直子
