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瀬戸正人 / SETO Masato

MOLE UNIT No.5 Silent Mode

MOLE UNIT No.5 Silent Mode

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瀬戸正人による代表作のひとつ『Silent Mode』を収録した作品集。Mole Unitシリーズ第5号として刊行された。

タイトルの「Silent Mode」は、Konica HEXARに搭載された静音撮影機能に由来する。シャッターボタンを押してもほとんど音を立てずに撮影でき、ボタンを押したままにしておくことでフィルムの巻き上げ音も遅らせることができる機能である。瀬戸はこの特殊な機能を用い、通勤電車の車内で乗客たちを至近距離から撮影した。

被写体の多くは撮影されていることに気づいておらず、そのため写真には演じられていない個人の気配が漂っている。車内という匿名性の高い空間で撮影されたポートレート群は、都市生活者の孤独や緊張感を映し出す一方で、人間の存在そのものへの温かな眼差しも感じさせる。無表情のなかに潜む感情や物語が、見る者の想像力を静かに刺激する。

『バンコク/ハノイ』『Living Room, Tokyo』と並び、瀬戸正人の重要作として知られるシリーズ。都市と個人の関係を鋭く見つめた1990年代日本写真の代表的作品集のひとつである。

[タイトル] MOLE UNIT No.5 Silent Mode(サイレントモード)
[出版元] Mole
[出版年月日] 1996年
[ページ数] 28頁
[大きさ] 約223*294*3mm
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] サイレントモード
[著者・編者等] 瀬戸正人/著、追川恵子/デザイン
[印刷] 東京写真印刷所/印刷・製本
[ISBN] -
[状態] 中古【7】並上(角僅かにオレ)
[付属品] なし
[掲載本] ‐
[関連展覧会] ‐

瀬戸正人(せとまさと)1953-

タイ王国ウドーンターニー生まれ。写真家。

ベトナム系タイ人の母と日本人の父のもとに生まれ、1961年に来日。東京写真専門学校(現ビジュアルアーツ東京)卒業後、森山大道写真塾を経て深瀬昌久に師事。1981年に独立。

自身のルーツを辿った『バンコク/ハノイ』で日本写真協会新人賞を受賞。『Silent Mode』および『Living Room, Tokyo』によって第21回木村伊兵衛写真賞を受賞した。1987年よりPlace Mを運営し、写真家としての活動と並行して後進の育成にも力を注いでいる。

代表作に『バンコク/ハノイ』『Silent Mode』『Living Room, Tokyo』『binran』『picnic』『Cesium』など。

主な受賞歴に日本写真協会新人賞(1987)、木村伊兵衛写真賞(1995)。

主な収蔵先に東京都写真美術館、サンフランシスコ近代美術館、ヒューストン美術館など。

< Related Figures >

深瀬昌久、荒木経惟、森山大道、北島敬三、鬼海弘雄

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