アウグスト・ザンダー写真集 肖像の彼方
アウグスト・ザンダー写真集 肖像の彼方
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20世紀ドイツ写真を代表する写真家 August Sander(アウグスト・ザンダー)の展覧会図録。
1994年にワタリウム美術館で開催された展覧会「肖像の彼方」にあわせて刊行された一冊であり、ザンダーが生涯をかけて取り組んだ大規模プロジェクト〈Menschen des 20. Jahrhunderts(20世紀の人々)〉から作品を厳選して収録。
農民、労働者、職人、芸術家、知識人──。当時のドイツ社会を構成する人々を、職業や階層ごとに分類しながら撮影したザンダーの肖像写真は、単なるポートレートを超え、時代そのものを記録する試みとして高く評価されている。
正面性のある構図、簡潔な背景、抑制された視線。その静かな写真群からは、個人の存在と同時に、社会構造や時代の空気までもが浮かび上がる。
本書には代表作に加え、ザンダーの作業部屋や暗室風景などの資料写真も収録。企画・構成は息子であり写真家でもあるゲルト・ザンダー。日本語テキストとともに、ザンダーの仕事を多角的に辿ることのできる内容。
戦後ドイツ写真のみならず、タイポロジー写真、ドキュメンタリー写真、現代ポートレートの源流としても重要な一冊。
[タイトル] アウグスト・ザンダー写真集 肖像の彼方
[出版元] ワタリウム美術館、アルス・ニコライ出版(ベルリン)
[出版年月日] 1994年
[ページ数] 272頁
[大きさ] 約215×285×22mm / 1,310g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] アウグスト・ザンダーシャシンシュウ ショウゾウノカナタ
[著者・編者等] ゲルト・ザンダー/企画・構成、バーバラ・ゲブラー/編集、重山千尋(アイサム・デザイン)/デザイン
[印刷] H.へーネマン(ベルリン)/印刷、リュデリッツ&バウアー(ベルリン)/製本
[ISBN] 490039825X
[状態] 中古【4】並~並下(本体:表紙スレ・少シワ、背にシワ、見返しと天に少シミ)
[付属品] なし
[掲載本] ‐
[関連展覧会] 「アウグスト・ザンダー写真集 肖像の彼方」(ワタリウム美術館、1994年)
August SANDER(アウグスト・ザンダー)1876-1964
1876年、ドイツ・ヘルドルフ生まれ。写真家。
20世紀ドイツ写真を代表する存在として知られ、生涯を通して〈Menschen des 20. Jahrhunderts(20世紀の人々)〉の制作に取り組む。農民、職人、軍人、芸術家、知識人など、当時の社会を構成する人々を職業や階層ごとに撮影し、巨大な“社会の肖像”を構築した。
客観性と静けさを備えたその写真は、ヴァイマール期ドイツの空気を記録すると同時に、後年のドキュメンタリー写真やタイポロジー写真にも大きな影響を与えた。
第二次世界大戦による作品散逸やナチス政権下での弾圧を経験しながらも制作を継続。現在では20世紀写真史における最重要作家のひとりとして国際的に評価されている。
< Related Figures >
Bernd & Hilla Becher、Walker Evans、Diane Arbus、Irving Penn、Walker Evans、Thomas Ruff、Rineke Dijkstra、Weimar Photography、Neue Sachlichkeit
URL:august-sander-beyond-portrait
