森山大道 北海道
森山大道 北海道
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森山大道の写真集「北海道」(ラットホール・ギャラリー刊)は、1978年に彼が北海道で約3ヶ月間撮影し、約30年間未発表だった作品群をまとめたものです。
664ページに及ぶ大ボリュームで、ざらついた粒子感や高コントラストなど、森山特有の表現が際立ちます。
当時の「倦怠」から逃れ「異国」としての北海道に魅せられた彼の心情が凝縮されており、キャリアの転換点を示す重要な一冊として評価されています。
かつてあれほどぼくの心のうちを占めた北海道とその幾多の町。津軽海峡を渡っていくときのあのときめきは、いったいどこに行ってしまったのだろうという思いは、今でもときおりぼくのなかにわだかまりとして残っている。三年まえに約束した北海道の写真集も、いまだに一枚のプリントすらできずにかつてのネガフィルムだけが山になって眠っている。いずれ作ることになるのだろうが、いま少し時間がかかりそうな気がする。まさか、青函連絡船が海峡から姿を消してしまったからだというわけにもいかないし、結局自分で自分にまだうまく説明がつかないのだ。
― 森山大道『犬の記憶 終章』朝日新聞社、1998年
― 出版社説明文より
[タイトル] 北海道 Hokkaido
[出版元] Rat Hole Gallery(ラット・ホール・ギャラリー)
[出版年月日] 2008年12月
[ページ数] 664頁
[大きさ] 約37×29×4.5cm
[フォーマット] ハードカバー 1500部限定
[タイトルよみ] ホッカイドウ
[著者・編者等] 森山大道
[ISBN] なし
[状態] 中古 並上 サイン入り:Used Good , signed
[付属品] なし
[印刷] 大伸社
[掲載本]
[関連展覧会] 2009 RAT HOLE GALLERY & BOOKS(東京)





















