田村彰英 TAMURA Photographs (サイン入り)
田村彰英 TAMURA Photographs (サイン入り)
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田村彰英の初期の作品集。1967年から撮影を開始した〈家〉、1976年より取り組んだ〈道〉の二シリーズを軸に構成されている。
〈家〉は、造成地に住宅が出現していく過程を約2年にわたり定点観測で捉えたもの。〈道〉は、郊外の丘陵が切り拓かれ横浜横須賀道路が完成するまでを5年かけて追った記録である。同じ場所に立ち続けるという行為は、単なる変化の記録を超え、時間そのものを可視化する写真の原型となった。激しい落雷や降り積もる雪といった偶然の要素が画面に入り込むことで、風景は反復のなかに新たな相貌を見せる。
1984年に本作で日本写真協会新人賞を受賞。ニューヨーク近代美術館(MoMA)に作品が収蔵されるなど国際的にも高い評価を受ける。『The Japanese Photobook 1912–1990』収録。デザインにはマッチアンドカンパニーの町口覚の父・町口忠が関わる。 限定500部。
[タイトル] TAMURA Photographs
[出版元] Le Mars
[出版年月日] 1983年
[ページ数] 頁付きなし、図版24枚
[大きさ] 約266*311mm,
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] タムラ フォトグラフス
[著者・編者等] 田村彰英/著、町口忠/デザイン
[印刷]
[ISBN]
[状態] 中古 サイン入り 【5】並(三方ヤケ、少シミ)
[付属品] 別冊年表1枚
[掲載本] The Japanese Photobook 1912–1990
[関連展覧会]
田村彰英(たむら・あきひで)1947–
1947年、東京生まれ。本名は田村茂。
1967年に東京綜合写真専門学校本科、1969年に同研究科を卒業。在学中より校長で写真評論家の重森弘淹に才能を高く評価される。
1969年、銀座ニコンサロンにて初個展「夢の光」を開催(当初は田村シゲル名義)。1960年代後半から70年代前半にかけて米軍基地を撮影した〈BASE〉で注目を集める。1974年にはニューヨーク近代美術館開催の「New Japanese Photography」展に出品し、定点観測による〈家〉が写真部門ディレクターのジョン・シャーコフスキーに推挙され、同館に収蔵された。以後、多くの作品が国内外の美術館に収蔵されている。
1983年に写真集『TAMURA Photographs』を刊行し、翌1984年に日本写真協会新人賞を受賞。1980~90年代には都市景観の変容を主題とする作品を精力的に発表し、日本の現代写真を牽引した。また、映画監督黒澤明の『影武者』『乱』『夢』『八月の狂詩曲』などで撮影現場スティルを担当。教育者としても東京綜合写真専門学校、東京造形大学ほかで長年教鞭を執った。
主な著書に『TAMURA Photographs』(1983)、『Base』(1992)、『Kurosawa Akira』(1991)など。
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