亡船記
亡船記
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青柳菜摘による『亡船記』。2022年に十和田市現代美術館のサテライト会場「space」を中心に開催された同名個展をもとにした一冊。航海の女神・媽祖を手がかりに、船や移動、信仰、記録をめぐる作品と文章を収録する。
本書では、「亡船記」「Sea Goddess」「Log」「Light」「Utopia」「Landing」「Salty Dog」「Butterfly」など、船を冠した作品をたどりながら、実際にはそこにないもの、見えないものをどのように記録し、想像することができるのかを考えていく。青柳自身による文章では、船を「関係性」と捉え、航海と国家、交易、信仰、物語のつながりへと視線を広げている。
展覧会は、美術館内だけでなく、十和田市内の花屋、温泉、バー、スナックなど複数の場所に展開された。港千尋による寄稿「連れていきたい」では、それぞれの場所を巡る体験を航路や巡礼になぞらえ、作品と街の日常が一時的につながっていく様子について書かれている。
映像、文章、場所、そこで働く人々や物までを含みながら、ひとつの航海日誌のように編まれた一冊。
[タイトル] 亡船記
[出版元] 十和田市現代美術館
[出版年月日] 2023年
[ページ数] 64頁
[大きさ] 約183*238*6mm / 206g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ボウセンキ
[著者・編者等] 青柳菜摘 / 著、港千尋 / 文、外山有茉 / 文、和田信太郎 / ドキュメント・ディレクション、柳川智之 / デザイン
[印刷・製本] 山田写真製版所 / 印刷
[ISBN] 9784991036767
[状態] 中古【5】並(背ヤケ)
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] 「青柳菜摘 亡船記」十和田市現代美術館、2022年9月17日–12月18日
青柳菜摘(あおやぎ・なつみ)
1990年、東京都生まれ。アーティスト。
2016年、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。虫や身近な人、植物、景観などの成長過程を観察しながら、記録メディアや特定の媒体にとらわれず、どのように表現することができるかを探っている。
リサーチやフィールドワークを重ねながら、自身が見ているものをそのまま経験させることの可能性と、その不可能性に観者が気づくことを主題として制作している。
近年の活動に《TWO PRIVATE ROOMS-往復朗読》、「『新しい成長』の提起:ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」など。書籍に小説「フジミ楼蜂」、詩集『家で待つ君のための暦物語』がある。
プラクティショナー・コレクティヴ「コ本や honkbooks」を主宰。「だつお」の名義でも活動。
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