荒木経惟写真全集 第1巻 顔写
荒木経惟写真全集 第1巻 顔写
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荒木経惟による『荒木経惟写真全集 第1巻 顔写(The Works of Nobuyoshi Araki 1: Naked Faces)』は、全20巻からなる大著の幕開けを飾る一冊であり、約30年にわたる「顔」の写真を集成した写真集。電通在籍時代の1960年代の初期作から、街頭スナップ、著名人のカラー・ポートレートに至るまで、350点以上を収録。
銀座の中年女性、地下鉄の乗客、通りすがりの人々、さらにはポスターや看板の複写に至るまで、あらゆる「顔」がフラットに並置される構成は、荒木が捉え続けてきた人間観の広がりと鋭さを浮かび上がらせる。「顔こそ写真」という作家の言葉どおり、個の内面と社会の表層が交差する場としての「顔」が徹底して提示されている。
巻末には、赤瀬川原平による批評「荒木経惟論」を収録。キャプションを排した編集によって生まれる生々しい連なりは、見る行為そのものを問い直すスリリングな体験をもたらす。写真というメディアの根源に迫る、荒木経惟の原点とも言える一冊。
[タイトル] 荒木経惟写真全集 第1巻 顔写 The Works of Nobuyoshi Araki 1 Naked Faces
[出版元] 平凡社
[出版年月日] 1996年1月20日
[ページ数] 191頁
[大きさ] 約150*225*15
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] アラキノブヨシシャシンゼンシュウ ダイ1カン カオシャ
[著者・編者等] 荒木経惟/著、鈴木成一デザイン室/ブックデザイン、門崎敬一/編集、畑中章宏/編集、足立享/編集、
[印刷] 凸版印刷/印刷、大口製本印刷/製本
[ISBN] 4582664016
[状態] 中古 【5】並(経年薄ヤケ)
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] -
荒木経惟(あらき・のぶよし)1940-
1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪に生まれる。
1959年、千葉大学工学部写真印刷工学科に進学し、1963年に卒業。卒業後、電通に入社し宣伝用カメラマンとして活動。1964年には「さっちん」で第1回太陽賞を受賞し、写真家としての存在感を示す。
1971年、同僚の青木陽子との新婚旅行を記録した私家版写真集『センチメンタルな旅』を発表し、“私写真”のスタイルを確立。1972年に電通を退社してフリーランスとなり、ヌード、都市風景、花、愛猫チロ、妻・陽子との日常、街角スナップなど、多彩な被写体を撮影。日常の断片や私的情感を前面に押し出す作風は、写真界に新たな潮流を生み出した。
1980年代以降は中判カメラのペンタックス67やプラウベル・マキナ67、ライカなどを用いた密度の濃い日常写真を展開。被写体への親密な視線と湿度のある描写で、私的空間と公共空間の境界を曖昧にする表現を追求。約500冊を超える写真集を刊行し、国内外で高く評価される。
主な写真集には『センチメンタルな旅』(1971)、『東京日和』(1977)、『写狂老人A』(1990)、『写真私情主義』(2000)、『荒木経惟写真全集』(2008)などがある。
受賞歴には太陽賞、オーストリア科学・芸術勲章、第6回安吾賞、第54回毎日芸術賞特別賞などがある。現在も撮影を精力的に続け、日本を代表する現代写真家として世界的に知られる存在。
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荒木経惟
