橋本照嵩 瞽女(サイン入り)
橋本照嵩 瞽女(サイン入り)
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『瞽女』は、写真家・橋本照嵩が1970年代初頭に盲目の旅芸人「瞽女」と寝食をともにしながら記録した作品集。
瞽女とは、三味線や語りを携え、村から村へと巡業して暮らした盲目の女性芸能者たちのこと。本書では、雪深い新潟や東北の農村を歩く瞽女たちの日常が、強いコントラストを伴うモノクロームで写し出されている。
橋本は、瞽女たちが歩く姿だけでなく、囲炉裏端で休む時間、宿で眠る様子、村人たちとの交流、酒席の空気、子どもたちの表情までを丁寧に記録している。単なる民俗記録に留まらず、戦後の農村に残されていた共同体の気配や、人々の暮らしの温度までもが写し込まれている点が印象的。
木村伊兵衛が「臭ってくる写真」と評したように、橋本の写真は視覚だけでなく、湿った土や雪、囲炉裏、酒、汗といった土地の匂いまで感じさせるような強さを持つ。
オリジナル版は1974年にのら社より刊行され、日本写真協会新人賞を受賞。本書は1988年にアロン書房より刊行された再編集版となる。
[タイトル] 瞽女
[出版元] アロン書房
[出版年月日] 1988年10月10日
[ページ数] 240頁
[大きさ] 約18424515mm / 626g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ゴゼ
[著者・編者等] 橋本照嵩/著
[印刷] クリエイティブハウス/印刷
[ISBN] 4795275610
[状態] 中古 献呈署名入り【6】並上~並(背ヤケ)
[付属品] なし
[掲載本] ‐
[関連展覧会] 2013年「瞽女」(禪フォトギャラリー)、2014年「瞽女」ビンテージ写真展(ツァイトフォトサロン)、2022年「瞽女」(池田記念美術館)
橋本照嵩(はしもと・しょうこう)1939-
宮城県石巻市生まれ。写真家。
1963年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1970年代初頭より、盲目の旅芸人「瞽女」の巡業生活を長期にわたり撮影し、1974年刊行の写真集『瞽女』で日本写真協会新人賞を受賞。同年、「15人の写真展」(東京国立近代美術館)に荒木経惟、中平卓馬、森山大道らとともに参加し、作品は同館に収蔵された。
土着的な風景や民俗、旅芸人、温泉地、被災地など、日本各地に残る周縁的な土地と人々を主題に制作を続ける。木村伊兵衛が「臭ってくる写真」と評したように、土地の湿度や匂い、人々の気配まで感じさせるような強い身体感覚を伴った作品で知られる。
代表作に『瞽女』『北上川』『西山温泉』『山谷 1968.8.1-8.20』『石巻』など。2011年以降は東日本大震災後の故郷・石巻を継続して撮影している。
主な受賞に日本写真協会新人賞。作品は東京国立近代美術館に収蔵。
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木村伊兵衛、北井一夫
