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長谷川潾二郎 / HASEGAWA Rinjiro

長谷川潾二郎画文集 静かな奇譚

長谷川潾二郎画文集 静かな奇譚

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長谷川潾二郎の画文集『静かな奇譚』。2010年に開催された回顧展「長谷川潾二郎展 平明・静謐・孤高」にあわせて刊行された公式図録兼書籍。長谷川の油彩画、デッサン、文章、言葉、ポートレートなどをまとめ、その仕事と人物像をたどる一冊。

長谷川潾二郎は、日常の身近なものを静かに見つめながら描き続けた画家。洲之内徹のコレクションとして知られる《猫》をはじめ、静物、風景、人物など、その画面には時間がゆっくりと流れるような独特の感覚がある。対象を目の前にしなければ描けないという制作姿勢や、自分の気持ちが動いたときにだけ描くという寡作な態度でも知られている。

本書ではカラー144頁を含む全200頁に、約150点の図版を収録。絵画作品だけでなく、「タローの思い出」をはじめとする随想や言葉、資料も掲載され、画家としての仕事と文章表現の双方から長谷川潾二郎を知ることができる構成となっている。

2010年の展覧会は平塚市美術館、下関市立美術館、北海道立函館美術館、宮城県美術館を巡回。

[タイトル] 長谷川潾二郎画文集 静かな奇譚
[出版元] 求龍堂
[出版年月日] 2010年6月15日(第二刷)
[ページ数] 200頁
[大きさ] 約197×265×19mm / 700g
[フォーマット] ソフトカバー(簡易フランス装)
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ハセガワ リンジロウ ガブンシュウ シズカナ キタン
[著者・編者等] 長谷川潾二郎 / 著、土方明司 / 監修、池田光二・大下智一・有川幾夫・加野恵子・濱本聰 / 寄稿、嶋裕隆 / 装丁
[印刷・製本] 光村印刷株式会社 / 印刷・製本
[ISBN] 9784763010124
[状態] 中古【6】並上〜並
[付属品] 帯
[掲載本] -
[関連展覧会] 「長谷川潾二郎展 平明・静謐・孤高」平塚市美術館、2010年4月17日–6月13日/下関市立美術館、2010年7月1日–8月15日/北海道立函館美術館、2010年8月28日–10月17日/宮城県美術館、2010年10月23日–12月23日

長谷川潾二郎(はせがわ・りんじろう)1904–1988

1904年、北海道函館生まれ。画家。父は北海道で報道記者として活動し、母は短歌を詠んだ。兄は「丹下左膳」シリーズで知られる作家・林不忘。弟たちも文学の道に進む家庭に育ち、幼い頃から絵画や音楽に親しんだ。

20歳で上京し、画学校に通うものの長くは在籍せず、主に独学で油彩画を学ぶ。この頃には地味井平造の筆名で探偵・幻想小説も発表し、江戸川乱歩から評価を受けた。

1931年にパリへ渡り、翌年帰国。その後は国画会を中心に作品を発表。静物、風景、人物、猫など身近な対象を長い時間見つめ、ゆっくりと制作を続けた。

目の前に対象がなければ描けないという制作姿勢でも知られ、代表作《猫》には片方のひげが描かれないまま残されたという逸話がある。洲之内徹の随筆でもたびたび紹介され、その存在が広く知られるようになった。1988年死去。

< Related Figures >

洲之内徹

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