定本 本屋図鑑
定本 本屋図鑑
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本屋図鑑編集部が編集、得地直美の絵による『定本 本屋図鑑』。2013年刊の『本屋図鑑』と、2014年刊の『本屋会議』をもとに、新規取材や原稿を加えて2022年に夏葉社より刊行された一冊。全国47都道府県からさまざまなタイプの本屋を訪ね、文章と得地直美による細密なイラストで、その店の棚や空間、そこで働く人々の姿を紹介している。
最初の『本屋図鑑』の取材が行われたのは、主に2012年11月から2013年6月。駅前の本屋、商店街の本屋、ショッピングセンターの中にある店、学校の前にある店、地域に長く続く店など、「町の本屋」と呼びたくなる身近な書店を、自分たちの足で歩き、棚を見ながら選んでいった。新版では2020年以降に取材した新たな店も加え、登場する書店は全76店舗となっている。
刊行から約10年のあいだには、掲載された店の多くが閉店、移転、改称、規模縮小などを経験した。本書ではそれらを現在の情報に置き換えるのではなく、基本的に取材当時の姿のまま収録している。店内の棚、品揃え、店長やスタッフの名前まで含め、その時、その場所にあった本屋の姿を残すこと自体に意味を見出した構成となっている。
本屋の紹介だけでなく、「本屋さんの歴史」「本屋さんの五〇年」「本屋さんの一年」「スリップの歴史」「本屋さん用語集」など、本屋という場所を支える仕組みや仕事についての文章も収録。棚のつくりや本の並び方を見ながら店の中を歩くように読むことができる一方、失われつつある町の本屋を記録した資料としても読むことのできる一冊。
島田潤一郎は「はじめに」で、本屋を「友人であり、家族である」と表現している。何か特定の本を買うためではなく、誰かに会いに行くような気持ちで本屋の中を歩く。その感覚を出発点に、いま営業している店も、すでになくなってしまった店も含めて、日本の本屋の風景を一冊に残している。
[タイトル] 定本 本屋図鑑
[出版元] 夏葉社
[出版年月日] 2022年7月25日(第1刷)
[ページ数] 397頁
[大きさ] 約128×182×31mm / 500g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] テイホン ホンヤ ズカン
[著者・編者等] 本屋図鑑編集部 / 編、得地直美 / 絵、櫻井久・中川あゆみ(櫻井事務所) / 装丁
[印刷・製本] 中央精版印刷株式会社 / 印刷・製本
[ISBN] 9784904816417
[状態] 古本【7】並上(カバー:僅かにスレ)
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] 『定本 本屋図鑑』刊行記念原画展、Title、東京・荻窪、2022年7月15日–7月31日
得地直美(とくち・なおみ)
イラストレーター。本書では、全国各地の本屋の外観や店内、棚、そこで働く人々などを描いている。
2013年刊の『本屋図鑑』から継続してイラストを担当し、書店ごとの特徴を細部まで描写。本書では文章とイラストを組み合わせることで、取材時の店の空間や雰囲気を記録している。
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