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星玄人 / HOSHI Haruto

口笛 / WHISTLE(サイン入り)

口笛 / WHISTLE(サイン入り)

通常価格 ¥17,000
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星玄人による写真集『口笛 / WHISTLE』。横浜生まれの作家が、都市の深部に潜む気配や人々の姿をカラーでまとめた一冊で、路上写真の系譜を現代に引き寄せた作品集として注目される。20代半ばから本格的に写真へ向き合い、現代写真研究所で学んだ後も、再び街へ戻り、夜の都市を歩き続けながら撮影を重ねてきた。

本書に写るのは、観光ガイドには決して載らない都市の裏面である。ヤクザ、ホステス、ドラァグ、若者たち、酩酊した人々、路上にたたずむ者たち。華やかさと荒廃、暴力と孤独、欲望とユーモアが入り混じる風景を、強いフラッシュと近距離の視線で切り取っていく。その写真にはごまかしがなく、むき出しの現実と同時に、被写体への奇妙な親密さも漂う。

渡辺克巳や倉田精二を思わせる熱量を受け継ぎながらも、星の写真は単なる継承では終わらない。被写体との距離の詰め方、色彩の生々しさ、夜の湿度まで写し込む感覚には、2000年代以降の都市の空気が刻まれている。荒々しさのなかに、どこか人間臭い優しさがにじむ点も魅力といえる。

タイトルの「口笛」は、夜道で自らを鼓舞する音にも、誰かへの合図にも、孤独を紛らわせるメロディにも読める。街をさまよう者たちの気配を一冊に封じ込めた写真集。1000部限定。

[タイトル] 口笛 / WHISTLE
[出版元] Little Big Man
[出版年月日] 2017年
[ページ数] 110頁
[大きさ] 約322*237*13mm / 
[フォーマット] ハードカバー、リング綴じ
[言語] 英語
[タイトルよみ] クチブエ
[著者・編者等] 星玄人/著、Little Big Man/デザイン
[印刷] Grafiche Milani,Italy
[ISBN] -
[状態] 中古 【9】美
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] 2017年 サードディストリクトギャラリー(東京・新宿)


星玄人(ほし・はると)1970-

1970年、神奈川県生まれ。写真家。
1997年、佐藤孟志氏に師事。1998年に現代写真研究所へ入学し、2000年に修了後フリーランスとして活動を開始。新宿・歌舞伎町、横浜、大阪・西成区など都市の周縁を主な舞台に、街に通い続けることでしか出会えない人々や夜の風景を、強い緊張感と親密さを併せ持つ視点で撮影してきた。

2002年に初個展「水銀灯」を開催。以降、東京を中心に継続的に作品を発表し、2008年にはニューヨークのgallery onetwentyeightでも個展を開催。2009年から2020年にかけてはThird District Galleryの運営にも参加し、「St. photo exhibition」と題した連続展を34回にわたり企画した。

代表作に、新宿・歌舞伎町の夜をモノクロームで捉えた写真集『街の火』(2007年)、アメリカのLittle Big Manより刊行されたカラー作品集『WHISTLE / 口笛』(2017年)、近年の集成となる『新宿 1999–2008』(2024年)がある。都市の猥雑さや孤独、そこに生きる人々の気配を率直かつ濃密に写し出す作風で知られ、第30回写真の会賞を受賞。2023年には東京都写真美術館「見るまえに跳べ 日本の新進作家 vol.20」に参加した。



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