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今井智己 / IMAI Tomoki

真昼

真昼

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今井智己によるファースト写真集。都市圏のありふれた風景、森、室内、道路、家具、花、能の場面など、日常の中にありながらどこか距離を感じさせる光景を収録した作品集。

タイトルは『真昼』でありながら、本書には夜や暗がりの気配を帯びた写真も多く含まれている。明るさと暗さ、見えているものと見えないもののあいだで、写真はただ風景を記録するだけではなく、「見る」という行為そのものを静かに浮かび上がらせている。

都市や室内の何気ない場所に向けられた視線には、対象を説明し尽くそうとしない緊張感がある。ファインダーをのぞいたときに立ち現れる特別な瞬間を待つように、写真は空間だけでなく、そこに流れる時間や気配をとらえている。切り取られた風景の奥に、普段は見過ごしているものの存在が静かに滲み出る。

舟越桂、天野太郎による寄稿を収録。アートディレクションはマッチアンドカンパニー。今井智己の初期の仕事を知るうえで興味深い一冊。

[タイトル] 真昼 In The Middle of The Day
[出版元] 青幻舎
[出版年月日] 2001年10月15日(初版)
[ページ数] 104頁
[大きさ] 約284*227*16mm / 796g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] マヒル
[著者・編者等] 今井智己/著、舟越桂/文、天野太郎/文、マッチアンドカンパニー/アートディレクション
[印刷] 太平印刷/印刷、新日本製本/製本、谷口倍夫/プリンティングディレクター
[ISBN] 9784916094490
[状態] 中古【5】並(カバー:天少ヨレ・僅かにヤケ・少スレ)
[付属品] カバー
[掲載本] -
[関連展覧会] 今井智己写真展「真昼」(Gallery Speak For、2002)

今井智己(いまいともき)1974-

広島県生まれ。写真家。

1998年、東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。都市や森、室内などの日常的な風景を対象に、静謐さを湛えた写真作品を制作している。

2001年に初写真集『真昼』を刊行。その後、『光と重力』『A TREE OF NIGHT』『Semicircle Law』などを発表。福島第一原発から30km圏内の山頂から原発建屋へカメラを向けた〈Semicircle Law〉や、第二次大戦期に写真に関わった人々の仕事をたどる〈In Their Eyes〉など、風景と記憶、視線の関係をめぐる作品にも取り組んでいる。

主な作品に『真昼』『光と重力』『A TREE OF NIGHT』『Semicircle Law』『In Their Eyes』など。

主な受賞歴にさがみはら写真賞新人賞(2003)。

主な収蔵先にサンフランシスコ近代美術館、東京都写真美術館。

< Related Figures >

舟越桂、畠山直哉、津田直

 

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