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インベカヲリ★ / INBE Kawori

やっぱ月帰るわ、私。(サイン入り)

やっぱ月帰るわ、私。(サイン入り)

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インベカヲリ★ が10年にわたり撮り続けた、全編女性のポートレイト集。被写体に応募してきた女性たちと丁寧に対話を重ね、その人生の物語からイメージを立ち上げ、セッティングを通して心象風景として画面に結実させている。

そこに立ち上がるのは、「普通」を求める社会への言葉にならない怒り、そして自らへと向けられた怒りや哀しみ。その感情の深層からにじむユーモアとアイロニーが、写真に緊張と気高さをもたらす。

「傷」や「弱さ」と見なされがちなものをあえて差し出すことで、彼女たちは固有の美しさと色気を帯びはじめる。街の風景やポスターと拮抗するその姿は、個人の肖像であると同時に、鋭く照射された「日本」の肖像でもある。

タイトルは『竹取物語』になぞらえ、世間のうねりから離れ、自らの根源へ帰還しようとする意志を示す言葉。怒りを生命力としてすくい上げ、顔や身体を超えた魂のエネルギーを写そうとする視線が、見る者を静かに、そして激しく挑発する。
表紙は2種類。
●2013年木村伊兵衛写真賞ノミネート作品

[タイトル] やっぱ月帰るわ、私。/ Time to go back... to the moon.
[出版元] 赤々舎
[出版年月日] 2013年
[ページ数] 128頁
[大きさ] 約210*266mm
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ヤッパツキカエツワ、ワタシ。
[著者・編者等] インベカヲリ★/著、山本知香子/デザイン
[印刷] 
[ISBN] 4865410074
[状態] 中古 サイン入り【7】並上(
[付属品] なし
[掲載本] なし
[関連展覧会] 


インベカヲリ★(いんべ・かをり)1980–

1989年、東京都出身。日本の写真家・文筆家。別名義に忌部カヲリ。

短大卒業後、編集プロダクション勤務を経て独学で写真を始める。2000年頃より、市井に生きる女性たちの人生を聞き取りながら制作するポートレイトを継続。2006年よりフリーランスとして活動。

主な写真集に『やっぱ月帰るわ、私。』(赤々舎、2013年)、『理想の猫じゃない』(赤々舎、2018年)。著書に『家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像』(KADOKAWA、2021年)など。

主な個展に、「倫理社会」(新宿ニコンサロン、2007)、「Suburbia, Kigurumi, Hikikomori」(Mo.Om Art Gallery, ミラノ、2012–2013)、「やっぱ月帰るわ、私。」(ニコンサロン新宿・大阪ほか、2013–2014)、「理想の猫じゃない」(ニコンプラザ THE GALLERY 新宿・大阪ほか、2018–2019)、「たしか雨が降っていたから、」(GALLERY KTO、東京、2022)など。

2008年三木淳賞奨励賞受賞。2013年『やっぱ月帰るわ、私。』で第39回木村伊兵衛写真賞候補。2018年第43回伊奈信男賞受賞。2019年日本写真協会賞新人賞受賞。2022年『家族不適応殺』で第53回大宅壮一ノンフィクション賞候補。

国内外で個展・グループ展多数開催。

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