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石塚元太良 / ISHIZUKA Gentaro

PIPELINE ICELAND/ALASKA

PIPELINE ICELAND/ALASKA

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石塚元太良による写真集。「パイプライン」シリーズから、アイスランドとアラスカで撮影された作品をまとめた一冊。

アラスカ北極海の油田から太平洋側の不凍港バルディーズまで、凍土や荒野を貫きながら南北に延びる全長約1,280キロのパイプライン。石塚は、手つかずの自然を撮影するつもりで訪れたアラスカで、荒野の中を走るこの人工物に強く惹かれたという。

本書に写されているのは、圧倒的な自然の中に置かれた巨大な構造物である。雪原、山並み、草地、氷河、地熱地帯。そこに続くパイプラインは、風景を壊しているようにも、風景の一部になっているようにも見える。石油やエネルギーを運ぶその存在は、遠い土地の産業構造であると同時に、私たちの日常生活ともつながっている。

アイスランドでは、地熱エネルギーを都市へ運ぶパイプラインを撮影。アラスカとは異なる土地の光や地形の中で、自然と人工物、人の営みとの距離が静かに浮かび上がる。石塚は8×10インチの大判カメラについて、その圧倒的な解像度によって画像が立体的に見え、オリジナルプリントに有無を言わせぬ迫力が生まれると語っている。大判カメラによる緻密な描写と、どこかユーモラスで切実な構造物の姿が印象に残る作品集。

[タイトル] PIPELINE ICELAND/ALASKA
[出版元] 講談社
[出版年月日] 2013年12月6日
[ページ数] 128頁
[大きさ] 約322*250*14mm / 1008g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語、英語
[タイトルよみ] パイプライン アイスランド アラスカ
[著者・編者等] 石塚元太良/著、鵜飼悠太/装丁、井出幸亮/編集
[印刷] 大伸社/印刷・製本
[ISBN] 9784062185080
[状態] 中古【7】並上
[付属品] 3つ折りインタビュー冊子(聞き手:井出幸亮)
[掲載本] -
[関連展覧会] -

石塚元太良(いしづかげんたろう)1977-

東京都生まれ。写真家。

1999年、アフリカとアジアを縦断して撮影した〈WorldWideWonderful〉でエプソンカラーイメージングコンテスト大賞を受賞。2002年、〈Worldwidewarp〉でヴィジュアルアーツフォトアワード、日本写真家協会新人賞を受賞。2006年に写真集『PIPELINE ALASKA』を刊行。

2011年度文化庁在外芸術家派遣。2012年、アイスランドのSIMレジデンシーに招聘され、地熱エネルギーを都市へ運ぶパイプラインを撮影。2013年、レイキャビック写真美術館で展覧会を開催。同年、『PIPELINE ICELAND/ALASKA』を講談社より刊行。

2016年、第8回TOKYO ART BOOK FAIRにあわせて開催された、ドイツの出版社Steidlによるダミーブックアワード「Steidl Book Award Japan」でグランプリを受賞。後に、アラスカのゴールドラッシュを主題としたシリーズ〈Gold Rush Alaska〉として展開し、ランドスケープ、タブロー、複写イメージを通して、歴史と写真の空間性をめぐる制作を続けている。

氷河、パイプライン、ゴールドラッシュの痕跡など、自然と人間の営みが交差する場所を継続して撮影している。

主な作品に『PIPELINE ALASKA』『PIPELINE ICELAND/ALASKA』『GOLD RUSH ALASKA』『氷河日記』など。

主な受賞歴にエプソンカラーイメージングコンテスト大賞(1999)、ヴィジュアルアーツフォトアワード(2002)、日本写真家協会新人賞(2002)、Steidl Book Award Japan グランプリ(2016)など。

主な収蔵先 -

< Related Figures >

石塚元太良、鵜飼悠太、井出幸亮、講談社、大伸社、Steidl、Gerhard Steidl

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