交尾
交尾
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日本の動物写真の草分け的存在である岩合徳光による写真集。哺乳類や爬虫類をはじめ、さまざまな動物たちの繁殖行動に焦点を当てた一冊。
本書に写されているのは、動物たちの交尾、出産、子育てなど、生命がつながれていく場面である。センセーショナルに見せるのではなく、自然の中で起こる営みとして、淡々と、しかし確かな観察眼で記録している。動物の本能的な姿の中に、種をつなぐ力や、生命のリズムのようなものが浮かび上がる。
ページをめくると、力強さだけでなく、どこかユーモラスで愛らしい瞬間も多い。動物の行動を科学的な記録として見つめながら、見る者の驚きや笑みを誘う視点が同居しているところに、岩合徳光の写真の魅力がある。
子ども向けの体裁をとりながらも、写真構成、装丁、印刷にはしっかりとしたつくりが感じられる。後に動物写真家として知られる岩合光昭も編集助手として参加した一冊。動物の営みをまっすぐに見つめた、記録性とユーモアを併せ持つ写真集。
[タイトル] 交尾
[出版元] ノーベル書房
[出版年月日] 1970年
[ページ数] -
[大きさ] 約214*304*14mm / 620g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] コウビ
[著者・編者等] 岩合徳光/著、岩合光昭/編集助手、鈴木信隆/装幀・構成
[印刷] 誠之印刷/印刷
[ISBN] -
[状態] 中古【7】並上(函:経年ヤケ・少イタミ、本体:表紙に僅かにシミ、三方少シミ)
[付属品] 函
[掲載本] -
[関連展覧会] -
岩合徳光(いわごうとくみつ)1915-2007
北海道生まれ。写真家、動物写真家。
日本大学経済学部中退。戦中・戦後に満洲の大連日日新聞写真部で活動したのち、1961年よりフリーカメラマンとなる。以後、動物の生態や行動を主題に、自然の中で生きる動物たちの姿を撮影。日本における動物写真の分野を切り開いた写真家のひとりとして知られる。
動物たちの生態を、親しみやすさと観察のまなざしをもって記録し、子どもから大人まで幅広い読者に向けた動物写真の仕事を多く残した。息子は動物写真家の岩合光昭。
主な作品に『交尾』など。
主な受賞歴に富士プロフェッショナル写真賞(1960年)
主な収蔵先に北海道立釧路芸術館、東京都写真美術館。
< Related Figures >
岩合光昭、田中光常、今森光彦
