浦廻 うらめぐり CHIBA 1976-2009
浦廻 うらめぐり CHIBA 1976-2009
受取状況を読み込めませんでした
千葉県を半世紀近くにわたり見つめ続けた写真家・金瀬胖による集大成。1976年から2009年までの33年間にわたり撮影された千葉の風景、人々の暮らし、海辺や街の変化を収録した写真集。
高度経済成長以降、大きく姿を変えていく千葉の沿岸部や住宅地、漁村、工業地帯を記録しながら、単なる地域の記録に留まらず、その土地に生きる人々の気配や時間の堆積を写し出している。タイトルの「浦廻(うらめぐり)」には、海辺の土地を巡りながら歩き、見つめ続けた金瀬の視線が込められている。
写真家としてだけでなく編集者としても活動した金瀬胖は、一貫して社会と生活の現場に寄り添うリアリズム写真を追求した。本書でも派手な事件や象徴的な風景ではなく、日常のなかに埋もれがちな光景を丹念に掬い上げている。房総半島の海辺、埋立地、団地、祭り、人々の営みが静かなモノクロームによって記録され、地方の記憶でありながら同時に戦後日本の変化そのものを映し出す。
長年にわたり千葉を撮り続けた金瀬胖の集大成ともいえる一冊。地域写真、ドキュメンタリー写真、日本の戦後史に関心のある読者にも重要な作品。
[タイトル] 浦廻 うらめぐり CHIBA 1976-2009
[出版元] 現代写真研究所出版局
[出版年月日] 2010年4月10日
[ページ数] 224頁
[大きさ] 約***mm / 522g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ウラメグリ チバ 1976-2009
[著者・編者等] 金瀬胖/著、鈴木一誌/デザイン、大河原哲/デザイン
[印刷] フクイン/印刷
[ISBN] 9784903564050
[状態] 中古【7】並上(概ね良好)
[付属品] 帯
[掲載本] ‐
[関連展覧会] ‐
金瀬胖(かなせゆたか)1944-2024
千葉県生まれ。写真家、写真集編集者。
慶應義塾大学で学び、団体職員を経て写真家として活動。1991年よりフリーランスとなる。日本リアリズム写真集団(JRP)代表理事、日本写真家協会会員、現代写真研究所講師を務めた。
地域社会や労働、環境問題を主題にドキュメンタリー写真を発表。千葉を長年撮影した『浦廻うらめぐり CHIBA 1976-2009』のほか、『ZONE 終の国』『THE DAY AFTER 東海村 臨界の記憶』『EXPOSED 東海村感光録』などを刊行した。
代表作に『ZONE 終の国』『THE DAY AFTER 東海村 臨界の記憶』『EXPOSED 東海村感光録』『浦廻うらめぐり CHIBA 1976-2009』『路上の伝記』など。
主な受賞歴に写真の会賞(2000、『ZONE 終の国』)。
< Related Figures >
宮本常一、北井一夫、小林のりお
