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森山大道 / MORIYAMA Daido

宅野(サイン入り)

宅野(サイン入り)

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写真家・森山大道が、1987年の夏に島根県邇摩郡仁摩町宅野(現・大田市仁摩町宅野)とその周辺で撮影したモノクローム写真を収録した写真集『宅野』。2005年に蒼穹舎から初版1,500部で刊行された。森山が幼少期と少年期に過ごした、父の故郷である日本海沿岸の小さな集落を撮影した作品集。

宅野は、山陰の石見地方に位置する半農半漁の村。森山は幼い頃から幾度かこの土地で暮らし、海や山、人々の生活を身近に感じながら過ごした。1987年、墓参のために村を訪れた際に撮影した写真を、約18年後に一冊の写真集としてまとめている。

本書には22点のモノクローム写真を収録。森山にとって宅野は、父母と兄が眠る墓所があり、幼少期の記憶と深く結びついた土地でもある。都市の喧騒や路上の断片を捉えてきた森山の作品群のなかで、自身の記憶につながる風土を主題とした一冊となっている。

巻末には森山自身による「入江の記憶」を収録。父の故郷である宅野について、幼い頃に海や山から受け取った感覚を振り返り、自らの内面に残り続ける風景として語っている。

装幀は原耕一。ダブルトーン印刷による写真図版を、函入りのハードカバーに収めた造本。

[タイトル] 宅野 / TAKUNO 1987
[出版元] 蒼穹舎
[出版年月日] 2005年5月31日(初版)
[ページ数] 56頁(写真22点)
[大きさ] 約284*227*13mm / 630g
[フォーマット] ハードカバー、函入り
[言語] 日本語・英語
[タイトルよみ] たくの
[著者・編者等] 森山大道/写真・文、大田通貴/編集・制作、櫛引万紀/編集協力、原耕一/装幀、渡辺孝雄・安田円(Trout)/デザイン
[印刷・製本] 大洋印刷株式会社/印刷・製本
[ISBN] 4902137933
[状態] 中古 サイン入り【7】並上(函少ヤケ、見返しにサイン入り)
[付属品] 函
[掲載本] -
[関連展覧会] 森山大道写真展「宅野」(GALLERYエクリュの森、2012年)


森山大道(もりやま だいどう)1938–

1938年、大阪府池田市生まれ。写真家。幼少期と少年期の一時期を島根県宅野で過ごす。

1959年に写真家・岩宮武二のスタジオに入り、写真を学ぶ。1961年に上京し、細江英公の助手を経て、1964年に独立。1960年代から街頭でのスナップショットを中心とした作品を発表する。

1968年に写真集『にっぽん劇場写真帖』を刊行。同年、写真同人誌『PROVOKE(プロヴォーク)』に参加し、中平卓馬、多木浩二、高梨豊、岡田隆彦らとともに、既成の写真表現を問い直す活動を展開した。

1972年に写真集『写真よさようなら』を刊行。粗い粒子、強いコントラスト、ブレやボケを取り入れた写真表現によって、戦後日本の写真史に大きな影響を与えた。

その後も『光と影』(1982年)、『仲治への旅』(1987年)、『新宿』(2002年)、『宅野』(2005年)など、数多くの写真集を刊行。都市の路上や人々の営み、土地の記憶などを主題に撮影を続けている。

国内外の美術館やギャラリーで個展を開催し、2012年には国際写真センター(ICP)のインフィニティ賞生涯功績部門、2019年にはハッセルブラッド国際写真賞を受賞した。

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蒼穹舎

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