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大橋仁 / OHASHI Jin

目のまえのつづき

目のまえのつづき

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大橋仁による初写真集。父の自殺未遂という出来事を起点に、家族とその周辺にある時間を写しとめた一冊。

本書に収められているのは、衝撃的な出来事だけではなく、その前後に続いていく生活の断片である。家の中の光、身体、表情、視線、沈黙。過度な説明や演出ではなく、目のまえにあるものを見続けることで、日常の奥にある痛みや生の手触りが浮かび上がる。

タイトルの「目のまえのつづき」は、「僕たちは目のまえのつづきにいる 生きている限り死ぬまで」という言葉にも重なる。出来事のあとにも時間は続き、人はそこに留まりながら生きていく。大橋の写真は、その続いてしまう時間を、強く、静かに見つめている。

アートディレクションはMATCH&Co.。町口覚による緻密な造本、凸版印刷による印刷も含め、写真集としての密度が高い。1992年に第8回キヤノン写真新世紀優秀賞を受賞した大橋仁が、1999年に発表した初の作品集。家族、身体、記憶、生と死の境目に向き合った一冊。

[タイトル] 目のまえのつづき
[出版元] 青幻舎
[出版年月日] 1999年8月10日(初版)
[ページ数] 208頁
[大きさ] 約257*185*19mm / 928g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語、一部英語
[タイトルよみ] メノマエノツヅキ
[著者・編者等] 大橋仁/著、MATCH&Co./アートディレクション、町口覚/アートディレクション、甲州博行/プリンティング・ディレクション、吉田寛/印刷、大澤知之/協力、安田英樹/発行
[印刷] 凸版印刷/印刷・製本
[ISBN] 9784916094278
[状態] 中古【5】並(カバー:少シミ、本体:見返し少シミ、天少ヤケ)
[付属品] カバー、帯
[掲載本] -
[関連展覧会] -

大橋仁(おおはしじん)1972-

神奈川県相模原市生まれ。写真家。

1992年、第8回キヤノン写真新世紀で荒木経惟選・優秀賞を受賞。1999年、初の写真集『目のまえのつづき』を青幻舎より刊行した。

その後、10人の妊婦と出産までの時間を撮影した『いま』(2005)、300人の男女の場に向き合った『そこにすわろうとおもう』(2012)などを発表。家族、身体、性、生と死といった主題に、強い距離感と持続する視線で向き合っている。

主な作品に『目のまえのつづき』『いま』『そこにすわろうとおもう』など。

主な受賞歴に第8回キヤノン写真新世紀優秀賞(荒木経惟選、1992)など。

< Related Figures >

荒木経惟、町口覚、キヤノン写真新世紀

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