恩地孝四郎展
恩地孝四郎展
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恩地孝四郎の仕事をたどる、2016年開催の大規模回顧展の図録。東京国立近代美術館と和歌山県立近代美術館を巡回した展覧会にあわせて刊行され、木版画を中心に、油彩、水彩・素描、写真、ブックデザインまで、領域を横断した活動を収録している。
1914年、田中恭吉、藤森静雄とともに創刊した木版画と詩の同人誌『月映』から、初期の〈抒情〉、構成的な人体像、〈音楽作品による抒情〉、写実的な肖像や静物、戦後の抽象版画までをたどる。抽象表現へ一直線に進んだのではなく、抽象と具象を並行しながら版画の可能性を探っていた恩地の制作の広がりが見えてくる。
展覧会では、海外の主要美術館に所蔵される重要作約60点を含む版画250点を中心に、油彩画11点、水彩・素描27点、写真20点、ブックデザイン79点などを展示。生涯に1,000冊を超えるブックデザインを手がけ、詩作にも取り組んだ恩地を、版画家という枠だけではなく、イメージ、言葉、デザインを横断する表現者として紹介している。
369頁に作品図版と資料、松本透「抽象への方途―恩地孝四郎の版画」をはじめとする論考を収録。大正期の『月映』から昭和戦後期まで、恩地孝四郎の版画、抽象表現、写真、造本・グラフィックデザインをまとめて辿る図録。
[タイトル] 恩地孝四郎展
[出版元] 東京国立近代美術館、和歌山県立近代美術館
[出版年月日] 2016年
[ページ数] 369頁
[大きさ] 約205*246*34mm / 1232g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] オンチ コウシロウ テン
[著者・編者等] 東京国立近代美術館、和歌山県立近代美術館 / 編集、松本透、熊田司、桑原規子、三木哲夫、井上芳子、藤本真名美、奥村一郎、青木加苗 / 執筆、馬面俊之 / デザイン
[印刷・製本] 凸版印刷 / 印刷・製本
[制作] コギト
[ISBN] 9784907102203
[状態] 中古【7】並上
[付属品] 正誤表
[掲載本] -
[関連展覧会] 「恩地孝四郎展」東京国立近代美術館 2016年1月13日–2月28日/和歌山県立近代美術館 2016年4月29日–6月12日
恩地孝四郎(おんち・こうしろう)1891–1955
1891年、東京生まれ。版画家、装幀家、写真家、詩人。
10代で竹久夢二に私淑し、1914年、東京美術学校に通う田中恭吉、藤森静雄とともに木版画と詩の同人誌『月映』を創刊。同誌に発表した〈抒情「あかるい時」〉をはじめとする作品は、日本における初期の抽象表現として知られる。
1920年代以降は、人体を構成的に捉えた作品や〈音楽作品による抒情〉シリーズを制作する一方、人物、風景、静物など具象的な版画にも取り組んだ。木版画のほか、油彩、水彩・素描、写真、詩作など活動は多岐にわたる。
また、生涯に1,000冊を超えるブックデザインを手がけ、イメージ、言葉、デザインを組み合わせた「出版創作」に取り組んだ。戦後は抽象版画を中心に制作し、その作品の多くが海外の美術館やコレクターに収蔵された。
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