別冊Photo Technic 緑川洋一 人と作品
別冊Photo Technic 緑川洋一 人と作品
受取状況を読み込めませんでした
『Photo Technic』別冊として刊行された、写真家・緑川洋一の特集号。
単なる作品集ではなく、「作家と作品」を総合的に紹介する構成で編集されており、代表作図版に加え、座談会、技法解説、随筆、同行ルポ、評論、年譜なども収録。「作品がどのような環境や思想、技術によって生まれたのか」を多角的に辿ろうとする内容となっている。
本書では、瀬戸内海を中心とした風景作品や1978年の新作を掲載。秋山庄太郎、林忠彦との座談会「洋ちゃんの写真を語る」では、戦後日本写真界や二科会写真部、銀龍社時代のエピソードなども語られている。また、「風景写真家が“女”を撮っていた時代」「写真と風土性」など、当時の写真文化を知る上でも興味深い内容が並ぶ。
さらに、植田正治をはじめとした写真家・関係者による寄稿や評論も収録されており、戦後日本写真史の一側面を記録した資料としても魅力的な一冊。
[タイトル] 別冊Photo Technic 緑川洋一 人と作品
[出版元] 玄光社
[出版年月日] 1980年1月20日(再版)
[ページ数] 156頁
[大きさ] 約18025512mm / 455g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ベッサツ フォトテクニック ミドリカワヨウイチ ヒトトサクヒン
[著者・編者等] 緑川洋一/著、清水東士/編集、門口達美/レイアウト
[印刷] 三浦印刷/印刷、グラビヤ精光社/印刷、大日本印刷/印刷、大日本製本/製本
[ISBN] なし
[状態] 中古【6】並上~並(カバー:経年変色、本体:三方ヤケ、少シミ、少綴じイタミ)
[付属品] なし
[掲載本] ‐
[関連展覧会] ‐
緑川洋一(みどりかわ・よういち)1915-2001
岡山県邑久郡邑久町生まれ。写真家・歯科医師。
1936年、日本大学歯科卒業。在学中より写真制作を始め、翌1937年に岡山市駅元町で歯科医院を開業。同時期に林忠彦、秋山庄太郎らと写真同人「銀龍社」を結成し、本格的な写真活動を開始した。
戦前よりサロン写真の流れの中で活躍し、アルスカメラ年度賞、第1回二科展写真部二科賞などを受賞。二科会写真部創設期を支えた主要作家のひとりでもあり、のちに審査員も務めた。
瀬戸内海を中心とした風景写真で広く知られ、日本の海や山河、漁村風景を叙情性豊かに捉えた作品を数多く発表。1950〜70年代にかけて、日本の風景写真を代表する存在として高い人気を得た。
1960年にカメラ芸術カラー作品賞、1962年に日本写真批評家協会賞、1963年に日本写真協会作家賞、岡山県文化賞を受賞。1973年には二科展内閣総理大臣賞を受賞している。
また、フランス国立図書館やイギリス・ヴィクトリア&アルバート美術館に作品が永久収蔵されるなど、海外でも評価を受けた。
主な作品・展覧会に「二つの農村」「倉敷」「大阪」「瀬戸内海」「日本の山河」など。地方を拠点に活動しながら、日本風景写真の一時代を築いた写真家として知られる。
< Related Figures >
林忠彦、濱谷浩、秋山庄太郎、植田正治、濱谷浩、前田真三
