羽田空港 戦後27年の記録 / Tokyo International Airport 1946-1972
羽田空港 戦後27年の記録 / Tokyo International Airport 1946-1972
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日本の写真家・横山宗一郎による写真集『羽田空港 戦後27年の記録 / Tokyo International Airport 1946-1972』。
羽田で生まれ育った横山宗一郎が、終戦直後から1972年までの羽田空港とその周辺地域を記録した写真集。
羽田は、かつて多摩川河口に広がる漁師町だった。天明年間に干拓された「鈴木新田」の一角に祖先を持つ横山は、幼少期から羽田の風景を見続け、終戦後には進駐軍による「48時間以内の強制退去」も自ら経験している。
本書には、敗戦後の混乱期から高度経済成長期に至るまで、羽田という土地が急速に変貌していく過程が収められている。
滑走路建設、米軍占領、空港拡張工事、航空機の発着、漁業、祭礼、埋立地、町の風景、人々の暮らし──。そこに写されているのは、日本復興の象徴として語られる“空港”だけではない。空港建設によって失われていった漁村・羽田の記憶や、人々の生活の痕跡もまた静かに刻まれている。
横山自身、本書を「失われゆく漁村・羽田への郷愁をこめた、羽田空港への挽歌」と記している。
写真には、記録写真としての強さと同時に、土地に生きた人間としての実感が宿っている。外側から都市開発を眺めるのではなく、その土地に暮らしていた者だけが持ち得る距離感によって撮影された写真群。
モノクロのグラビア印刷も美しく、戦後東京のローカルヒストリーとしても重要な内容となっている。
[タイトル] 羽田空港 戦後27年の記録 / Tokyo International Airport 1946-1972
[出版元] 日本カメラ社
[出版年月日] 1972年12月2日
[ページ数] 112頁
[大きさ] 約220*292*17mm / 670g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ハネダクウコウ センゴ27ネンノキロク / トウキョウ インターナショナル エアポート 1946-1972
[著者・編者等] 横山宗一郎/著
[印刷] 国光印刷/印刷
[ISBN] なし
[状態] 中古【2】難あり(カバー:ヤケ・イタミ欠損箇所あり・水喰・キズ、本体:本文内8頁テープ痕あり・ヤケ・ナミ)
[付属品] なし
[掲載本] ‐
[関連展覧会] ‐
横山宗一郎(よこやま・そういちろう)1920-1995
1920年、東京都羽田穴守生まれ。写真家。
法政大学法文学部卒業。羽田で生まれ育ち、幼少期から羽田空港とその周辺地域の変化を見続けた。
終戦後には進駐軍による「48時間以内の強制退去」を経験。その後も羽田を中心とした東京城南地域を長年撮影し続けた。
『写真東京風土記』(田中雅夫編)では城南地区を担当するなど、東京湾岸地域の生活や風景を記録。空港、漁村、工業地帯、祭礼、人々の暮らしなど、急速に変貌する戦後東京の姿を撮影した。
代表作『羽田空港 戦後27年の記録』では、日本復興の象徴としての羽田空港と、その陰で失われていった土地の記憶を同時に描き出している。
< Related Figures >
橋本照嵩、桑原甲子雄、牛腸茂雄、中平卓馬
