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鈴木理策 海と山のあいだ Between the Sea and the Mountain – Kumano(サイン入り)

鈴木理策 海と山のあいだ Between the Sea and the Mountain – Kumano(サイン入り)

通常価格 ¥17,500
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本書の主題は、神話が生まれる以前の風景、すなわち人が意味づける前の世界を写しとることにある。海から始まり、長い時間をかけて自然と人の営みが刻まれてきた熊野古道を辿り、山中へと至る道のりが静かに編まれている。

鈴木は三脚を立て、大判カメラ(ディアドルフ8×10)を組み立てて撮影に臨む。シャッターを切るまでには相応の時間がかかり、その間、光や風、音、湿度といった環境の変化に身を委ねながら、場に身を置き続ける。即時性とは対極にあるこの制作態度は、デジタル画像が氾濫する現代において、写真というメディウムそのものへの深い自覚を示している。

同じ場所を何度も訪れ、繰り返し撮影された熊野の風景は、常に新しい経験として立ち現れる。場所を記録するための写真ではなく、世界に触れた結果としての像。撮影と編集という二つの行為を通じて、断片的なイメージは連なり、新たな時間と記憶を呼び起こす。
神話が生まれる瞬間に立ち会うかのような感覚を宿した、鈴木理策の思考と感覚が凝縮された一冊。


[タイトル] 海と山のあいだ  Between the Sea and the Mountain – Kumano
[出版元] アマナサルト
[出版年月日] 2015年2月10日(初版)限定400部
[ページ数] 56頁
[大きさ] 約454*318*13mm, 1299g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ヤマトウミノアイダ
[著者・編者等] 鈴木理策/著、Bonnie Pong-Wai Ma (マ ポンワイ ボニー)/編集、秋山伸/デザイン
[印刷] アマナ/印刷、ライブアートブックス・大伸社/製本
[ISBN] なし
[状態] 中古 表見返しに銀ペンでサイン【5】並(表・裏表紙にかけヤケ、天小口僅かにヤケ)
[付属品] なし
[掲載本] 
[関連展覧会] 2016年「海と山のあいだ」タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー パリ(パリ)


鈴木理策(すずき・りさく)

1963年、和歌山県新宮市生まれ。
1987年、東京綜合写真専門学校研究科修了。

1980年代後半より写真を用いた制作活動を開始する。
1998年、故郷・熊野を主題とした初の写真集『KUMANO』を刊行。
続く『PILES OF TIME』(1999)は、聖地へ向かう道程をロードムービーのような連続写真として構成した意欲作として高く評価され、2000年に第25回木村伊兵衛写真賞を受賞した。

その後も、熊野をライフワークとしながら、南仏サント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、桜、雪、水面などを主題に、「見ること」そのものへの根源的な問いを軸に制作を続けている。2006年に東川賞国内作家賞、2008年に日本写真協会年度賞、2015年にさがみはら写真賞を受賞。2010年には同世代の写真家・批評家らとともに「写真分離派」を結成した。

主な写真集に『KUMANO』(光琳社出版)、『PILES OF TIME』(光琳社出版)、『熊野 雪 桜』(淡交社)、『海と山のあいだ』(アマナサルト)、『SAKURA』『White』(edition nord)、『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)、『Water Mirror』(Case Publishing)、『Étude』(スーパーラボ)などがある。作品は東京国立近代美術館、東京都写真美術館、サンフランシスコ近代美術館、ヒューストン美術館、ICPほか国内外の美術館に収蔵されている。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。

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鈴木理策
大判カメラ

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