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鷹野隆大 in my room 6×6 2000-2006(サイン入り)

鷹野隆大 in my room 6×6 2000-2006(サイン入り)

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鷹野隆大による『in my room 6×6 2000–2006』は、代表作『In My Room』と並行して撮影されながら未発表であったシリーズをまとめた写真集であり、同作のもう一つの側面を示す補助線として位置づけられる。

本書に収められた写真は、4×5判カメラによる静的で構築的な『In My Room』に対し、機動性の高い6×6判カメラで撮影されたもので構成される。自室に招いた被写体との時間を共有しながらも、より即興的で断片的なイメージが連なり、身体や距離のあり方が揺らぐように捉えられている。当時、作者は主観や情緒が画面に過剰に立ち現れることを避けており、本シリーズは公開を前提としない試行として位置づけられていた。そのため、構図や瞬間の選択には揺らぎが残され、完成されたシリーズとは異なる運動性を帯びている。

のちにこれらの写真は、被写体の記録であると同時に、共有された時間そのものの痕跡として再認識されることとなる。本書は、『In My Room』が志向した他者の不可知性に対し、その周縁に生じる感覚や関係性の揺らぎを可視化するものであり、シリーズの生成過程を内側から照らし返す一冊。

2026年に山田写真製版の出版部門 YAMADA Book Publishingが新装版として6×6作品を加えて再編され出版している。


[タイトル] in my room 6×6 2000-2006
[出版元] @GALLERY TAGBOAT
[出版年月日] 2006年12月12日(100部限定)
[ページ数] 頁付きなし、24図版
[大きさ] 約205*232*2mm
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] イン マイ ルーム 6×6
[著者・編者等] 鷹野隆大/著
[ISBN] -
[状態] 中古 サイン・エディションナンバー入り【7】並上
[付属品] - 
[掲載本] -
[関連展覧会] -


鷹野隆大(たかの・りゅうだい) 1963–

1963年、福井県生まれ。写真家。

1987年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、1990年代より本格的に作品発表を開始する。

セクシュアリティや身体、日常といった主題を軸に、理知的な構造を伴った写真表現を展開。自宅で撮影された男性ヌードのシリーズ『In My Room』により、2006年に第31回木村伊兵衛写真賞を受賞した。また、日々のスナップを継続的に記録する「毎日写真」シリーズや、自身と被写体が並ぶポートレート「おれと」、都市に生じる影を捉えたシリーズなど、異なるアプローチで写真と認識の関係を問い続けている。

2010年には鈴木理策、松江泰治、倉石信乃、清水穣らとともに「写真分離派」を結成し、写真表現をめぐる批評的実践にも関与。2025年には東京都写真美術館にて「鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―」を開催。以降も作品制作と並行して展覧会や出版を重ね、日本の現代写真における重要な作家の一人として活動している。

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鷹野隆大 

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