Shapes and Things
Shapes and Things
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タナ・ホーバンの最初の児童書『Shapes and Things』。1970年にMacmillanから刊行された、言葉を使わず写真だけで構成された絵本。カメラを使わず、物を直接印画紙の上に置いて露光するフォトグラムの技法によって、身近な物の輪郭や形を白黒で浮かび上がらせている。
円、三角形、アーチ、四角形といった単純な形から、鍵や櫛、歯ブラシ、裁縫道具、台所用品、玩具など、日常生活の中にあるさまざまな物へと展開する。細部を省いた白いシルエットとして現れることで、見慣れた物が別の形として見え、読者が何であるかを考えながらページを進める構成になっている。
ホーバンは、子どもたちに身の回りの物をあらためてよく見ることを促すため、この方法を用いた。本書以降も、形、色、大きさ、空間などを写真によって捉える言葉のない絵本を数多く制作していく。『Shapes and Things』は、その後の仕事の出発点となった一冊。写真の原初的な技法であるフォトグラムを、子どもの視覚や発見へと結びつけている点も興味深い。
[タイトル] Shapes and Things
[出版元] The Macmillan Company
[出版年月日] 1970年(First Printing)
[ページ数] 36頁
[大きさ] 約211×260×10mm / 355g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 英語
[タイトルよみ] シェイプス アンド シングス
[著者・編者等] Tana Hoban / 著・写真
[印刷・製本] -
[ISBN] 0027440605
[状態] 中古【4】並〜並下(角アタリ、本文内良好)
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] -
Tana Hoban(タナ・ホーバン)1917–2006
1917年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。写真家、児童書作家。1938年にMoore College of Artを卒業し、その後、広告や雑誌の仕事を経て写真家として活動した。1950年にはニューヨーク近代美術館のコレクションに作品が収蔵され、1959年にはProfessional Photographers of Americaによる女性写真家10人のひとりに選ばれている。
1960年代にはペンシルベニア大学などで写真を教え、1970年に初の児童書『Shapes and Things』を刊行。以後、写真を通して形、色、大きさ、視覚認識などを扱う、文字をほとんど用いない絵本を数多く制作した。生涯に50冊以上の児童書を手がけている。
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