宛超凡 河はすべて知っているー荒川
宛超凡 河はすべて知っているー荒川
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本作は、作家が暮らす東京を潤す大河・荒川を長年にわたり撮影し、都市と川、そして人々の営みを静かに見つめた写真集。宛は荒川を単なる風景としてではなく、生命の源であり、時間と記憶を刻む存在として捉える。その眼差しは、川の流れに沿って変化する都市の風景や人々の生活、そして自然と人間の関わりを立体的に浮かび上がらせる。
秩父山系の甲武信ヶ岳を源流とし東京湾へ注ぐ荒川の全長173km、流域面積2940㎢にわたる風景を、横長のパノラマ形式(6×17中判カメラ)で精密に撮影し構成している。
河岸のコンクリート護岸や造成林、取り壊される橋梁、カヤックやウインドサーフィンに興じる人々、川の祭礼など、荒川の多層的な姿を丁寧に写し出している。
都市生活と自然の相互作用、人工物と自然の対比、そして川を介して刻まれる人々の営みと記憶が、写真を通じて鮮やかに立ち現れる。
宛は川の源流から海へ至る流路を丹念に辿りながら、荒川という日本の典型的河川の時間と空間、精神性を記録する。
川は流れる水のすべてを受け止め、記憶し、そして人々にさまざまなことを想起させる。
その姿を写す宛の写真は、河川を媒介に都市と人間の関係を問い直し、視覚的に深い思索を促す。
本作は、第44回写真新世紀優秀賞(2021年)、第24回三木淳賞(2023年)を受賞。河川を通じて都市と人間の営み、自然と文化の関係を見つめる、重要な一冊。
●第44回 写真新世紀・優秀賞 (2021) / 第24回 三木淳賞(2024) 受賞作品
[タイトル] 河はすべて知っているー荒川
[出版元] STAIRS PRESS
[出版年月日]2022年11月
[ページ数] 48頁
[大きさ] 約471*201*14mm /
[フォーマット] ハードカバー 蛇腹製本
[言語] 日本語、英語、中国語
[タイトルよみ] カワハスベテシッテイル-アラカワ
[著者・編者等] 宛超凡/著・編集、伊藤俊治/文、唐雅怡/デザイン
[印刷] 中国・北京
[ISBN]9784908851087
[状態] 中古 【4】並~並下(ケースヤケ・イタミ、角少アタリ、少使用感)
[付属品] スリップケース
[掲載本] ‐
[関連展覧会] 2022年 新宿ニコンサロン
宛 超凡 (エン・チョウハン) Wan Chaofan 1991-
1991年 中国河北省固安県出身
2016年 第4回KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARD・川場村賞
第5回キヤノンフォトグラファーズセッション・キヤノン賞
2021年 東京藝術大学美術研究科博士課程修了
2021年 第44回写真新世紀・優秀賞
2023年 第24回三木淳賞
個人ホームページ:http://www.wanchaofan.com
TPPG:https://tppg.jp/member/wan-chaofan/
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