吉永マサユキ 申し訳ございません(フォトミュゼ)
吉永マサユキ 申し訳ございません(フォトミュゼ)
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日本の写真家・吉永マサユキによる初期代表作に位置づけられる写真集「申し訳ございません」。2000年にフォトミュゼ版として刊行された本書は、彼が長年にわたり向き合ってきた「アウトサイダー」と呼ばれる人々の姿を凝縮した一冊。
暴走族、在日アジア人、ロカビリー、ギャング、肉体労働者、ヤクザ、ドラァグクイーン──社会の周縁に生きる人々を、誇張も演出も排した距離感で写し出すその視線は、単なる記録を超えた強度を持つ。写真家自身の放浪や労働の経験と地続きにある身体感覚が、被写体との関係性に生々しく反映されている点も本書の大きな特徴。
また、表層的なセンセーショナリズムとは一線を画し、被写体の「ありのまま」を掬い取ろうとする姿勢は、吉永にとっての一種のソーシャル・ドキュメンタリー=“写真による福祉”の実践とも言える。大阪・十三をはじめとする都市の現場で出会った多様な人間像は、日本社会の見えにくい層を可視化する試みとして高く評価された。
アートディレクションは中島英樹、巻末には2011年急逝し、雑誌『DUNE』で知られる伝説の編集長・林文浩による寄稿を収録。
吉永マサユキの原点を知るうえで欠かせない、濃密な一冊。
[タイトル] 申し訳ございません(フォトミュゼ)I'm Sorry Photo: Musee edition
[出版元] 新潮社
[出版年月日] 2000年2月10日
[ページ数] 255頁
[大きさ] 約150*203*23mm / 673g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語/英語
[タイトルよみ] モウシワケゴザイマセン フォトミュゼ
[著者・編者等] 吉永マサユキ/著、中島英樹/アートディレクション・デザイン、林文浩/解説
[印刷] 大日本印刷/印刷、加藤製本/製本
[ISBN] 4106024365
[状態] 中古 【6】並上~並(帯背ヤケ・少スレ)
[付属品] 帯
[掲載本] -
[関連展覧会] 2013年「I’m sorry」ルーニィ(東京)、2017年 「申し訳ございません ー Photographs from his book ‘ For These Naked Apologies ’」GALLERY ZERO(大阪府)
吉永マサユキ(よしなが・まさゆき)1964-
1964年、大阪・十三出身。写真家。
新聞配達や左官、水商売などさまざまな職を経験したのち、写真の道へ進む。大阪写真専門学校夜間部を卒業後、スタジオ勤務や複数の写真家のアシスタントを経て、1995年に独立。
暴走族やコギャル、在日外国人など、日本社会の周縁に位置づけられがちな人々を一貫して撮影。被写体との距離の近さと、率直で力強い視線によって、現代日本のリアルな姿を浮かび上がらせてきた。
代表作に『ニッポンタカイネ』『族』『申し訳ございません』『SENTO』など。
国内外で個展・グループ展を多数開催し、ロンドンやニューヨークなど海外でも高い評価を受けている。現代日本のストリートやサブカルチャーを記録する写真家の一人。
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