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勇崎哲史 / YUZAKI Tetsushi

大神島 記憶の家族

大神島 記憶の家族

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写真家・勇崎哲史(1949–)による写真集『大神島 記憶の家族』。沖縄県宮古群島の大神島に暮らす家族を、1970年代初頭から1992年まで約20年間にわたり記録した作品集。沖縄本土復帰20周年にあたる1992年、平凡社より刊行された。

1971年から1973年にかけて沖縄各地を旅した勇崎は、大神島を訪れ、島の人々との交流を重ねながら全世帯の家族写真を撮影した。その後、1990年に18年ぶりに島を再訪。かつて撮影した写真をスライドにして上映会を開き、再び島の人々を撮影する。さらに1992年、正月に帰省する人々との再会を求めて島を訪れ、撮影を続けた。

本書は、異なる時代に撮影された家族写真を中心に構成される。同じ家族の姿を時間を隔てて並べることで、成長した子どもたち、島を離れた若者、亡くなった人々、新たに生まれた家族など、長い年月に生じた変化を記録している。

巻末の文章では、勇崎が島の人々との出会いと再会を振り返りながら、沖縄の歴史や人口の変化、島の生活と信仰について綴っている。また、写真家・橋口譲二は本書に寄せた文章で、家族写真を時間の経過と別れの記録として捉え、写真という媒体が持つ記録の重みについて述べている。

一つの島の全世帯を長い時間をかけて撮影し、家族の変化と世代のつながりを見つめた写真集。沖縄の地域社会と家族の記憶を、撮影者と島の人々の継続的な交流を通して記録した一冊。

[タイトル] 大神島 記憶の家族
[出版元] 平凡社
[出版年月日] 1992年6月1日(初版第1刷)
[ページ数] 頁付なし
[大きさ] 約258*248*15mm / 968g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語(英語版テキストの付属は未確認)
[タイトルよみ] おおがみじま きおくのかぞく
[著者・編者等] 勇崎哲史/写真・文、鈴木康彦/ブックデザイン、橋口譲二/文
[印刷・製本] 東京印書館/印刷・製本
[ISBN] 4-582-27724-1
[状態] 中古【4】並〜並下
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] 勇崎哲史「大神島・家族の肖像」(大阪、1991年)

勇崎哲史(ゆうざき てつし)1949–

1949年、北海道札幌市生まれ。写真家。1972年、東京綜合写真専門学校卒業。

1971年から1973年にかけて沖縄各地を旅し、人々の生活や風景を撮影。この時期に訪れた大神島では全世帯の家族写真を記録し、その後も島との関係を続けた。

1970年代から北海道を拠点に写真展を開催し、1979年には「シートレイン号からの絵葉書」、1989年には「青の島」、1991年には「大神島・家族の肖像」を発表。写真に加えて、ビデオアートや映像インスタレーションにも取り組んだ。

1982年から独立したキャンペーン活動「HELP! NETWORK」を主宰。1985年からは「東川町国際写真フェスティバル」および「東川賞」のプロデュースに携わり、写真文化の普及と交流に取り組んだ。

沖縄を長年にわたり撮影し、地域に暮らす人々との関係を通じた写真制作を続けている。

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勇崎哲史
橋口譲二
石川竜一
鈴木康彦
東川町国際写真フェスティバル
平凡社

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