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Hilma af Klint / ヒルマ・アフ・クリント

ヒルマ・アフ・クリント展

ヒルマ・アフ・クリント展

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ヒルマ・アフ・クリント(1862–1944)のアジア初となる大規模回顧展「ヒルマ・アフ・クリント展」にあわせて刊行された展覧会図録。2025年3月から6月に東京国立近代美術館で開催され、初期の作品から代表的作品群「神殿のための絵画」まで、すべて日本初公開となる約140点が紹介された。

アフ・クリントはスウェーデン王立芸術アカデミーで正統的な美術教育を受け、肖像画や風景画を手がける一方、スピリチュアリズムや神智学への関心を深めていった。1906年から1915年にかけて制作された全193点の「神殿のための絵画」では、幾何学形態や植物、細胞、天体を思わせるモティーフを用い、同時代のワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンらに先駆ける抽象的な表現を展開している。

本書では、高さ3メートルを超える10点組の〈10の最大物〉(1907年)をはじめ、〈原初の混沌〉〈エロス〉〈進化〉〈白鳥〉などをカラー図版で収録。アカデミー時代から「神殿のための絵画」、その後の人智学への接近、晩年に行った作品とノートの体系化まで、5章構成でその活動をたどる。

三輪健仁、岡﨑乾二郎による論考のほか、アフ・クリント自身の1924年頃の講演、1937年の文章、年譜、主要参考文献、作品リストなどを収録。

[タイトル] ヒルマ・アフ・クリント展
[出版元] 日本経済新聞社
[出版年月日] 2025年4月23日(初版第2刷)
[ページ数] 288頁
[大きさ] 約230×297×21mm / 1,010g
[フォーマット] ソフトカバー、無線綴じオープンバック製本
[言語] 日本語 / 英語
[タイトルよみ] ヒルマ アフ クリント テン
[著者・編者等] 三輪健仁・岡﨑乾二郎 / 執筆、三輪健仁・山田隆行・杉崎友哉・桝田倫広(東京国立近代美術館)・日本経済新聞社文化事業部・櫻井聖子・酒匂美都子 / 編集、米山菜津子(YONEYAMA LLC.) / デザイン
[印刷・製本] DNP大日本印刷 / 印刷・製本
[ISBN] 9784907243357
[状態] 中古【8】良好(概ね良好)
[付属品] 帯
[掲載本] -
[関連展覧会] 「ヒルマ・アフ・クリント展」東京国立近代美術館、2025年3月4日–6月15日

ヒルマ・アフ・クリント(Hilma af Klint)1862–1944

1862年、スウェーデン生まれ。1882年に王立芸術アカデミーへ入学し、1887年の卒業後は肖像画や風景画を中心に職業画家として活動した。

19世紀末からスピリチュアリズムや神智学への関心を深め、1896年には4人の女性とともに「5人(De Fem)」を結成。自動書記や自動描画などを行いながら、具象的な描写とは異なる視覚表現を展開していく。1906年から1915年にかけて、全193点からなる「神殿のための絵画」を制作した。

生前にはこれらの作品の多くを公にせず、1944年の死後も長く限定的に知られるにとどまった。1980年代以降、展覧会を通じて紹介が進み、21世紀に入り国際的に作品の再評価が進んでいる。

< Related Figures >

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