昭和写真・全仕事 SERIES 8 中村正也
昭和写真・全仕事 SERIES 8 中村正也
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写真家・中村正也(1926–2001)の約50年にわたる仕事をまとめた作品集。
1983年に朝日新聞社から刊行された「昭和写真・全仕事」シリーズの第8巻。戦後のドキュメンタリー写真から、女性のポートレートやヌード、風景、舞台芸術まで、中村の多岐にわたる作品を収録している。
初期の「東京通信」「ワシントンハイツ」「東京港」をはじめ、坂口安吾との旅や久保田万太郎夫妻の撮影など、戦後日本の社会や文化を記録した仕事を紹介。1950年代に女性写真の新しい表現として注目された「グラマーフォト」「若い裸」、さらに「アトリエ」「野分け」「京」「エマ ヌード イン アフリカ」など、女性の身体と風景、空間との関係を探求した作品へと続いていく。
本書は「初期=自由への渇仰」「融合の世界」「愛をたしかめる旅」「昇華する情念」の各章で構成。時代とともに変化する女性の身体表現を中心に、海外での撮影や京都の伝統文化、歌舞伎役者・中村時蔵の姿なども収め、中村の写真表現の変遷をたどっている。
巻末には、中村自身による自叙伝と年譜、加東康一、木滑良久、山岸享子らが語る中村の写真世界についての対談・評論を収録。あとがきでは、過去のネガを見返しながら、約50年間撮影を続けてきた自身の歩みを振り返っている。
戦後日本における女性写真やヌード表現の変遷とともに、写真家・中村正也の活動を総覧する一冊。
[タイトル] 昭和写真・全仕事 SERIES 8 中村正也
[出版元] 朝日新聞社
[出版年月日] 1983年2月1日(初版)
[ページ数] 152頁
[大きさ] 約245*299*17mm / 1030g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ショウワシャシン ゼンシゴト シリーズ ハチ ナカムラマサヤ
[著者・編者等] 中村正也/著、岡井耀毅・能登屋良子/編集、木橋明介/表紙構成・レイアウト
[印刷・製本] 凸版印刷/印刷
[ISBN] -
[状態] 中古【6】並上~並(帯:スレ・少破れ補修あり)
[付属品] 帯
[掲載本] -
[関連展覧会] -
中村正也(なかむら まさや)1926–2001
1926年、神奈川県横浜市生まれ。写真家。1948年、東京高等工芸学校(現・千葉大学工学部)写真科を卒業。同年、読売新聞社写真部に入社するが、ほどなく退社。映画雑誌の仕事などを経て、フリーランスの写真家として活動を始める。
1950年代には報道・ドキュメンタリー写真を手がけ、1955年に作家・坂口安吾との取材旅行による「新日本風土記 坂口安吾」を『中央公論』に連載。1956年、女性モデルを撮影した「グラマーフォト」を発表し、新しい女性写真の表現として注目を集めた。翌1957年には「若い裸」を発表し、日本写真批評家協会新人賞を受賞した。
1958年、東京・新宿に「マサヤスタジオ」を開設。広告、ファッション、雑誌、ヌード写真など幅広い分野で活動する。1960年にはフランスのPrisma社から写真集『Nues Japonaises』を刊行。海外でも作品を発表した。
1960年代以降は、女性の身体と空間の関係を探る作品を展開。「アトリエ」「城」「野分け」「京」などを発表し、1971年にはアフリカでモデルの杉本エマを撮影した『エマ ヌード イン アフリカ』を刊行。日本の伝統文化や風景を題材とした作品にも取り組んだ。
1979年、日本広告写真家協会会長に就任。女性像やヌード写真を中心に、広告、風景、舞台芸術など多様な領域で撮影を続けた。
主な写真集に『Nues Japonaises』(1960年)、『エマ ヌード イン アフリカ』(1971年)、『日本の心・粋』(1981年)、『昭和写真・全仕事 SERIES 8 中村正也』(1983年)など。2001年逝去。
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