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荒木経惟 / ARAKI Nobuyoshi

写真への旅

写真への旅

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写真家・荒木経惟による『写真への旅』。1976年に朝日ソノラマの「現代カメラ新書」第13巻として刊行された本書は、1975年に写真誌『アサヒカメラ』で全12回にわたり連載された「荒木経惟の実戦写真教室」をまとめた一冊。

札幌、美瑛、新宿、神戸、倉敷、境港、広島など、日本各地を訪れた荒木が、現地の写真同好家や高校生たちと撮影を行いながら、人物、女性、街、風景など、さまざまな被写体を通して自身の写真論を展開している。

新宿では写真家・深瀬昌久とともにウジェーヌ・アジェへのオマージュとなる撮影を行い、米子では植田正治との交流も記録されている。荒木自身の写真や文章に加え、深瀬が撮影した写真、荒木が講評した参加者の作品なども収録。各地での撮影体験を通して、同時代の写真家や人々との関わりが浮かび上がる。

1974年に母を亡くしたことをきっかけに、写真家であることを改めて意識したという荒木。各地で写真の「先生」として旅をしながら、実際には自分自身が「生徒」だったと振り返る。ユーモアや軽妙な語り口のなかに、他者と自分との関係を写し取るという、荒木の「私写真」につながる考え方が綴られている。

写真を撮ることと生きることを結びつけながら、旅先での出会いや出来事を通して自身の写真観を語った、1970年代半ばの荒木経惟を知るための一冊。

[タイトル] 写真への旅
[出版元] 朝日ソノラマ
[出版年月日] 1976年5月25日(初版)
[ページ数] 172頁
[大きさ] 約124*172*12mm / 160g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] シャシンヘノタビ
[著者・編者等] 荒木経惟/著、金丸重嶺・笹井明・渡辺勉/監修、園部隼人/装丁
[印刷・製本] フォト印刷/印刷、大和製本/製本
[ISBN] -
[状態] 中古【5】並(三方ヤケ、少シミ、カバー:少スレ)
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] -

荒木経惟(あらき のぶよし)1940–

1940年、東京都台東区三ノ輪生まれ。写真家。1963年、千葉大学工学部写真印刷工学科卒業。同年、電通に入社。1964年、写真集『さっちん』の原型となる作品で第1回太陽賞を受賞した。

1971年、妻となる青木陽子との新婚旅行を撮影した私家版写真集『センチメンタルな旅』を刊行。1972年に電通を退社し、フリーランスの写真家として活動を開始する。

東京の街並み、人々の生活、女性、花、空、旅、そして自身の私生活などを撮影し、写真集や雑誌、展覧会を通じて膨大な作品を発表してきた。個人的な経験や感情と写真を結びつける「私写真」の表現によって、日本の現代写真に独自の位置を築いている。

主な写真集に『センチメンタルな旅』(1971年)、『東京は、秋』(1984年)、『Tokyo Lucky Hole』(1990年)、『センチメンタルな旅・冬の旅』(1991年)など。国内外で数多くの個展を開催している。

< Related Figures >

荒木経惟
荒木陽子
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ウジェーヌ・アジェ / Eugène Atget
ダイアン・アーバス / Diane Arbus
金丸重嶺
笹井明
渡辺勉
園部隼人
朝日ソノラマ
アサヒカメラ

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