家族の日記
家族の日記
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小倉英三郎が、妻・亮子の闘病と死、その時間をともに過ごす家族の日々を記録した写真集。1994年度「写真新世紀」優秀賞受賞作をもとに、未來社より刊行された。
亮子が第二子を身ごもっていた時期に乳がんが見つかり、出産と手術、退院、再発、そして死に至るまでの日々。小倉は妻と二人の子どもにカメラを向け、幸福な時間、平凡な生活、病気によって変化していく家族の姿を撮影した。
写真の右下には撮影日が記され、限られた時間のなかで進んでいく家族の生活を伝える。病状が進むにつれて写真の間隔や画面の様子も変化し、撮影することへの迷いや、記録せずにはいられない写真家自身の感情も刻まれている。
本書には写真作品に加え、小倉によるあとがき、亮子の日記、荒木経惟「リアルな愛」、飯沢耕太郎「終わらない“家族”」を収録。妻の不在によって閉じられる物語ではなく、その後も続いていく父と子どもたちの生活まで含めて、一つの家族の時間を見つめる。
家族の幸福と喪失、愛する人を撮ることの苦しさ、写真によって残される時間。個人的な出来事を美化された物語へ変えるのではなく、揺れる感情と日常の細部をそのまま写し出した一冊。本作「家族の日記」で、小倉英三郎は1994年度「写真新世紀」優秀賞を受賞した。
[タイトル] 家族の日記
[出版元] 未來社
[出版年月日] 1996年5月15日(第2刷)
[ページ数] 78頁
[大きさ] 約234*206*15mm / 530g
[フォーマット] ハードカバー、カバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] カゾクノニッキ
[著者・編者等] 小倉英三郎/写真・文、荒木経惟、飯沢耕太郎/文、伊勢功治/装幀、小倉苑子/表紙イラスト
[印刷] 図書印刷株式会社/印刷・製本
[ISBN] 9784624710743
[状態] 中古【5】並(カバー天少ヤケ、天僅かにシミ、本体僅かに経年ヤケ、天地少キズ)
[付属品] 別刷り冊子
[掲載本] -
[関連展覧会] -
[受賞] 1994年度「写真新世紀」優秀賞
小倉英三郎(おぐらえいざぶろう)
写真家。沖縄でカメラ用品専門店「オリエンタルホビー」を営む。
妻・亮子の闘病をきっかけに、妻と二人の子どもを取り巻く日々を撮影。幸福な場面から病院での時間、妻の死後に続く家族の生活までを記録した「家族の日記」で、1994年度「写真新世紀」優秀賞を受賞した。
同作は未來社より写真集として刊行。写真と日付、妻の日記、小倉自身の文章を通して、家族の存在を確認しようとする撮影者の感情と、その時間の経過を伝えている。
< Related Figures >
荒木経惟、飯沢耕太郎、伊勢功治、写真新世紀

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