フランソワ・ポンポンを知る―群馬県立館林美術館 作品・資料コレクションより―
フランソワ・ポンポンを知る―群馬県立館林美術館 作品・資料コレクションより―
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20世紀前半のフランスで、なめらかに単純化された動物彫刻によって独自の表現を確立した彫刻家フランソワ・ポンポン(1855–1933)の作品と生涯を、群馬県立館林美術館のコレクションから紹介するガイドブック。
群馬県立館林美術館は、館のテーマである「自然と人間」を代表する作家としてポンポンの作品を収集し、《シロクマ》の大理石作品をはじめ、《ほろほろ鳥》《ヒグマ》《大黒豹》などのブロンズ、石彫、テラコッタ、粘土による作品、人物像、素描まで67点を所蔵している。さらに、ポンポン旧蔵の道具、型、手帳、手紙、写真、絵はがき、新聞・雑誌の切り抜きなど、1200点を超える関連資料も収蔵している。
本書では館蔵作品の図版と関連資料を通して、ポンポンの制作と生涯をたどる。「フランソワ・ポンポンの作品とその時代」「日本におけるポンポン作品の紹介」の論考に加え、ロダンとの関係、動物園での観察、ノルマンディー、アール・デコ装飾、鋳造所、石膏、古代・中世美術への関心など、多角的なテーマからその仕事を紹介している。
初期の人物彫刻から動物彫刻への移行、《シロクマ》の誕生、晩年の代表作までを作品と資料の双方から構成。ポンポン自身の言葉や、同時代の人物が記した人柄、アトリエの様子も取り上げ、簡潔な造形の背後にあった制作環境や思想を読み解く内容となっている。
[タイトル] フランソワ・ポンポンを知る―群馬県立館林美術館 作品・資料コレクションより―
[出版元] 群馬県立館林美術館
[出版年月日] 2022年3月15日(第2版)
[ページ数] 104頁
[大きさ] 約191×257×9mm / 約350g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語・フランス語
[タイトルよみ] フランソワ・ポンポンをしる ぐんまけんりつたてばやしびじゅつかん さくひん・しりょうコレクションより
[著者・編者等] 松下和美/執筆・編集、神尾玲子/執筆、栗原幸治(クリ・ラボ)/デザイン、erA/制作
[印刷・製本] 東京印書館/印刷
[ISBN] -
[状態] 中古【8】美〜並上
[付属品] 「ジュニアガイド」1枚、展示目録1枚、正誤表1枚
[掲載本] -
[関連展覧会] -
François Pompon(フランソワ・ポンポン)1855–1933
1855年、フランス・ブルゴーニュ地方のソーリュー生まれ。彫刻家。なめらかな表面と単純化された輪郭による動物彫刻で知られ、写実的表現が主流だった動物彫刻に新たな造形をもたらした。
木工家具職人の父のもとで育ち、幼い頃から工房の仕事を手伝う。15歳頃に彫刻家を志してディジョンへ移り、大理石職人の見習いとして墓石を彫りながら、美術学校の夜間授業で建築、版画、彫刻を学んだ。父から学んだ正確な形、規則、バランスへの意識は、後の動物彫刻にもつながっていく。
その後パリへ移り、人物彫刻を制作するとともに、オーギュスト・ロダンの工房などで助手として仕事をした。やがて人物像から動物へと主題を移し、動物園などで観察と素描を重ねながら、細部を整理し、対象の特徴を明瞭な量と輪郭へ還元する表現を追求した。
代表作《シロクマ》をはじめ、熊、鳥、豹などさまざまな動物を題材に制作。自然を忠実に写し取るだけでなく、形態を単純化しながら動物固有の動きや重量感を残す造形によって、20世紀前半の動物彫刻に独自の位置を築いた。1933年没。
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François Pompon
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Musée d'Orsay
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