版画、「あいだ」の美術
版画、「あいだ」の美術
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松山龍雄による版画論集『版画、「あいだ」の美術』。1986年より『版画芸術』の編集に携わってきた著者が、「版画とは何か」という問いを軸に、近代の「創作版画」から戦後・現代版画、西洋版画までを論じた一冊。
本書で松山は、絵画のような「直接表現」に対して、版画を「版」を媒介としてイメージを紙などへ転写する「間接表現」として捉える。その特徴を、画家という主体と、作品となる客体との「あいだ」に版という中間項が存在することに見いだし、複製性や複数性を含めた版画固有の構造について考察している。
山本鼎、恩地孝四郎、鏑木清方、橋口五葉、川上澄生、長谷川潔、斎藤清らによる近代版画から、駒井哲郎、高松次郎、野田哲也、井田照一、李禹煥、若林奮らの現代版画へと展開。木版、銅版、リトグラフ、シルクスクリーンに加え、デジタル・プリントを「版画」と呼べるのかという問題まで取り上げ、1970年代以降に進んだ「版画概念の拡大」を検討している。
『版画芸術』に掲載された著者の記事から、評論的・エッセイ的な文章を選び、「創作版画」「現代版画」「西洋版画」を軸に再構成し、加筆修正を加えたもの。1970年代以降の日本の現代版画を長く見続けてきた編集者の立場から、版画というメディアの歴史と現在、その定義の揺らぎをたどる。
[タイトル] 版画、「あいだ」の美術
[出版元] 阿部出版株式会社
[出版年月日] 2017年10月15日(初版第1刷)
[ページ数] 376頁
[大きさ] 約138*195*2.2mm / 約437g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] はんが あいだのびじゅつ
[著者・編者等] 松山龍雄/著
[印刷・製本] アベイズム株式会社/印刷・製本
[ISBN] 978-4-87242-449-2
[状態] 中古【7】並 良好
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] -
松山龍雄(まつやま たつお)1952–
1952年、名古屋市生まれ。京都大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。
1986年より『版画芸術』の編集に携わり、1990年より同誌編集長。現在は編集主幹を務める。
30年以上にわたり、国内外の版画家へのインタビューや作家紹介、版画史・版画論に関する記事を執筆。本書では、その蓄積をもとに、近代の「創作版画」から「現代版画」への展開を中心として、版画というメディアの特質と歴史を論じている。
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版画芸術
阿部出版
創作版画
山本鼎
恩地孝四郎
田中恭吉
川上澄生
長谷川潔
斎藤清
野田哲也
李禹煥
木版画
銅版画
リトグラフ
シルクスクリーン
